AI潅水施肥システム「ゼロアグリ」エントリー&ハイエンドモデル同時リリース2024年7月18日
ルートレック・ネットワークスは、2013年に発売を開始したAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」のモデルを拡充。エントリーモデルとしてリモートで潅水施肥できる「ゼロアグリLite」と、ハイエンドモデルとして統合環境制御が可能な「ゼロアグリPlus」を同時リリースする。
「ゼロアグリ」は、土壌センサーや日射情報から作物にとって最適な潅水、施肥量をAIが算出し、最適なタイミングで実施できるスマート農業システム。2013年に発売され、2024年に累計出荷台数400台を超えた。このほど、「もっと安価に、手軽に導入できるものが欲しい」「地上部の制御まで1つのシステムで管理したい」という声に応え、新たに2つのモデルをリリースする。
エントリーモデルの「ゼロアグリLite」は、予報日射量によりセンサーレスで自動制御可能な潅水施肥システム。従来のゼロアグリと比べると、土壌センサーによる制御機能がなくなり、より安価に提供できるようになった。まずはリモートによる自動潅水を試してみたいという人におすすめ。ハウス栽培だけでなく、露地栽培での利用できる。
一方、ハイエンドモデルの「ゼロアグリPlus」は、潅水施肥の管理だけでなく、天窓・側窓の開閉やカーテン・循環扇・加温機・CO2施用機など、地上部の環境制御まで可能な統合環境制御システム。従来のゼロアグリのAI潅水施肥機能に加え、地上部の環境制御できる。また、既存の環境制御機器と連動できるため、最小限のコストで導入でき、拡張性の高い製品となる。
生産者は、経営状況や課題、実現したいことに合わせて、必要なモデルを選べる。将来的に更なるデータ活用型精密農業への移行や、栽培規模の拡大など、営農状況が変わった場合は、導入した制御盤はそのまま使いながら、ソフトウェアのバージョンアップとセンサーや接点ボックスを追加すれば機能をアップグレードができる。
また、それぞれのモデルに共通し、同社の技術のつよみでもある「IoT活用による遠隔管理・サポート」、「データのクラウド管理」、「ソフトウェアの継続アップデート」が可能。余計な手間とコストをかけず、常に最新機能を活用しながら、安定した栽培に取り組める。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】温州みかん(施設栽培)にワタミヒゲナガゾウムシ確認 静岡県2025年8月5日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】二つの中央銀行物語~目の前にある危機と負の遺産の重荷 不都合の尻ぬぐい役に2025年8月5日
-
【注意報】普通期水稲に紋枯病 県下全域で多発のおそれ 宮崎県2025年8月5日
-
【注意報】普通期水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 大分県2025年8月5日
-
【注意報】大豆、野菜類などにハスモンヨトウ 県下全域で多発のおそれ 岐阜県2025年8月5日
-
【注意報】ダイズ、野菜類、花き類にシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年8月5日
-
JA貯金残高 107兆5505億円 6月末 農林中金2025年8月5日
-
経営的視点で教育文化活動を 協同活動と総合事業の好循環を実現へ 家の光文化賞JAトップフォーラム2025年8月5日
-
随契米販売 キャンセル1割 2万9000t 配送遅れで2025年8月5日
-
米価10週ぶり上昇 40円プラスの5kg3625円 農水省2025年8月5日
-
主食用米の需給見通しとはいったい何なのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年8月5日
-
AKB48が「ニッポンエール」商品を紹介 SNSショート動画配信開始 JA全農2025年8月5日
-
「人権方針」「役職員行動規範」を公開 サステナビリティ経営を深化 JA三井リース2025年8月5日
-
日本の伝統食品「麹」を応用 タンパク質増産技術を開発 農研機構2025年8月5日
-
植物は「危険サイン」で寄生線虫を察知 糸状菌や昆虫も同じ仕組みで認識か 理研×農研機構×JST2025年8月5日
-
【機構改革・役員人事】クボタ(9月1日付)2025年8月5日
-
オフィシャルストア3号店オープン 公式マスコットキャラクター新商品も発売 国際園芸博覧会協会2025年8月5日
-
アフリカとのビジネス交流促進「TICAD Business Expo&Conference」初出展 ヤンマー2025年8月5日
-
【訃報】マルトモ相談役 明関和雄氏 3日に96歳で死去2025年8月5日
-
毎年大好評「メイトーの北海道かぼちゃプリン」期間限定で発売 協同乳業2025年8月5日