「乾田直播栽培技術標準作業手順書」新たな地域版6編を公開 農研機構2025年11月21日
農研機構は11月17日、東北地方における水稲乾田直播栽培技術のさらなる普及を目的として、新たに乾田直播栽培技術標準作業手順書「宮城県石巻地域」、「宮城県大崎地域」、「宮城県美里・涌谷・大崎(鹿島台・松山・田尻等)地域」、「岩手県花北・奥州地域」、「秋田県大潟村」、「山形県庄内地域」の6 編をウェブサイトで公開した。
乾田直播栽培技術標準作業手順書
東北地方では、積雪が少なく春先にほ場が乾きやすい太平洋側地域を中心に、水稲乾田直播栽培の導入が進められてきた。今回は、これまでの乾田直播栽培技術標準作業手順書(東北地方版)の対象地域に加え、新たに日本海側地域向け手順書も2編加わっている。
手順書では、対象となる各地域でのほ場準備作業から収穫までの流れに沿い、事例に基づきながら手順を説明するとともに、作業を行う中で周辺農家がどのような機械や技術を選択しているか参考情報として提供している。
2024年度時点での対象地域における水稲乾田直播栽培の導入は、宮城県の石巻地域で1250ha、大崎地域で84ha、美里・涌谷・大崎(鹿島台・松山・田尻等)地域で290ha、岩手県花北・奥州地域で110ha、秋田県大潟村で40ha、山形県庄内地域で30ha規模で進んでいる。
同手順書の活用により、対象地域とその周辺地域における水稲乾田直播栽培技術の導入・普及の加速化が期待される。
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