石灰窒素の普及拡大で自給率向上に貢献 カーバイド・日本石灰窒素工業会2013年1月9日
カーバイド工業会、日本石灰窒素工業会は合同で1月8日、東京・銀座のコートヤード・マリオット銀座東武ホテルで新年賀詞交換会を開いた。
両工業会会長の吉高紳介氏(電気化学工業代表取締役社長)は、TPPを契機に、国内で新たな農業のかたちはどうあるべきかについての議論が活発になっていることに触れ、「そのなかで食料自給率の向上は喫緊の課題だ。特に自給率の低い麦、大豆の収量を増やし、自給率50%を達成するために石灰窒素は大きく寄与できる」として、さらなる石灰窒素の普及拡大に努めたいとした。国内の石灰窒素産業は100年に渡る歴史を持つが、最近になっても、温室効果ガスの抑制効果や病害虫の発生抑制など新たな効能が報告されている。また、カーバイドについては、「数少ない国産100%の原料であり、これからも存在感を発揮していきたい」と述べた。
工業会によると、カーバイドの生産量は23年度(1?12月)は28万tで前年比105%と好調だったが、24年度は10月末までで21万tと同81%となっている。
(関連記事)
・群馬にメガソーラーを設置 電気化学工業 (2012.12.20)
・世界初、微生物で土壌の肥沃度を測定 立命館大学の研究チームが開発 (2012.12.13)
・肥料価格2期連続で値下げ JA全農24肥年度春肥価格を決定 (2012.10.31)
・土づくりのプロ育成 「土壌医」検定をスタート 日本土壌協会 (2012.08.14)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】野菜類、花き類、豆類にシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年9月22日
-
【注意報】カキ、かんきつ類、ナシに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 三重県2025年9月22日
-
アメリカ産米 輸入量2000倍に 民間輸入が急増2025年9月22日
-
【サステナ防除のすすめ2025】施設イチゴ 低温好み病害多く2025年9月22日
-
備蓄米の有効活用法が席上取引会で話題に【熊野孝文・米マーケット情報】2025年9月22日
-
過去最高 60kg2万4825円 24年産米平均価格2025年9月22日
-
米価 3週連続上昇 5kg4275円 農水省2025年9月22日
-
「企業と森林の共創によるwin-winな未来へ」シンポジウム開催 農水省2025年9月22日
-
秋の味覚「長野県産ぶどう三姉妹フェア」26日から開催 JA全農2025年9月22日
-
地域振興支援プロジェクト JR大阪駅で「みのりみのるマルシェ京都の実り」開催 JA全農2025年9月22日
-
名古屋市が発行する「グリーン/ネイチャーボンド」に投資 JA共済連2025年9月22日
-
JA共済連が交通ルール意識調査 日常運転に潜む「うっかり違反」リスク明らかに 約7割が学び直し希望2025年9月22日
-
林先生やQuizKnockも登場「食と農でつながる国消国産フェス」開催 JAグループ2025年9月22日
-
社用車のEV化へ となみ衛星通信テレビと共同実証実験開始 JA三井リース2025年9月22日
-
大阪・御堂筋でマルシェ開催 近畿地方の旬の特産物揃う 農林中金大阪支店など「御堂筋天国プロジェクト」2025年9月22日
-
「Diversity Equity & Inclusion Book」を発行 個性や魅力の発揮で新たな価値を生み出す 農林中金2025年9月22日
-
お通じを改善 機能性表示食品「おなかすっきりヨーグルト」新発売 協同乳業2025年9月22日
-
【人事異動】ヤマタネ(10月1日付)2025年9月22日
-
長岡市と地域素材の活用でタッグ 「Biondo」で売り手と買い手つなぐ 住友化学2025年9月22日
-
愛媛県「愛ビーチ制度」で堀江海岸の清掃活動 井関農機2025年9月22日