「安定的な原料確保を」日本肥料アンモニア協会2014年1月8日
日本肥料アンモニア協会は1月7日、東京・一ツ橋の如水会館で新年賀詞交換会を開いた。
木下小次郎会長(日産化学工業代表取締役社長)は肥料業界の景況について、「世界的な主要原料価格の高止まりなどを背景に、依然として厳しい状況が続いている。さらにTPPの結果次第では農業に大きなダメージとなることが予想される」と、不透明な先行きへの懸念を述べた。
会員の肥料メーカー各社に対しては、「肥料の原料はほとんどを輸入に頼っている。今後も、長期的安定的に原料を確保できるよう努力してほしい」と呼びかけ、「安心安全な農産物を安定的に供給するため肥料の役割は重要。今年は、従来以上にこうした有用性を世間に訴え、日本農業の発展に貢献したい」と抱負を述べた。 小池一平副会長(コープケミカル取締役社長)は、「さまざまな難問が山積しているが、業界をあげて課題の解決と発展をめざそう」とあいさつした。
(写真)
上:木下会長
下:小池副会長
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