食品リサイクル堆肥の活用めぐり「土づくり推進フォーラム」開催2016年7月29日
(一財)日本土壌協会・土づくり推進フォーラムは7月27日、日比谷図書文化館大ホールにおいて「土づくり推進フォーラム講演会」を開催した。
今回のフォーラムのテーマは、「食品リサイクル堆肥の新たな利用とループ形成」で、次の4講演が行われた。
◎「最近の食品リサイクルの動きと今後の課題」:東京農業大学名誉教授 牛久保明邦氏
◎「食品リサイクル堆肥の品質向上と付加価値向上」:(一財)日本土壌協会専務理事 猪股敏郎氏
◎「食品リサイクル堆肥のループ形成」:大栄環境(株)三木事業所副所長 松本明利氏
◎「JA全農における国内地域資源を活用した肥料の低コスト化」:JA全農肥料農薬部技術対策課 肥料品質管理室長 茂角正延氏
各氏の講演の後、(一財)日本土壌協会会長 東京大学名誉教授の松本聰氏のコーディネートで総合討論が行われた。
JA全農の茂角正延肥料品質管理室長は、JA全農における施肥コスト抑制の取り組みについて、国内地域資源を活用した低コスト化のための3つの柱を説明した。
(1)土壌診断にもとづく低成分肥料(低PK肥料)への切り替え
(2)安価な国内地域資源を活用した低コスト肥料への切り替え
(3)被覆肥料等窒素利用率の高い肥料を活用して施肥量の削減や散布労力の削減
また食品リサイクル肥料の事例として、朝日工業(株)が取り組んでいるラーメン骨粉を紹介した。近年ラーメンチェーン店はセントラルキッチン方式を採用しており、大量に排出されるスープガラを有料で処理していたが、それを肥料として有効活用しているものだ。
世界的な人口増加が顕著になる中で、穀物需要も増大しているが、穀物生産が可能な耕地は増えることが無い。そうした情勢を受け、肥料需要は年々増大している。不足すれば肥料価格は暴騰する。食品リサイクル堆肥の活用は、環境問題も関連しており、喫緊の課題である。
(写真)講演するJA全農肥料農薬部 茂角正延氏
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