耐病性、食味、共に優れる二刀流・小カブ「二刀( にとう)」発売 2019年7月3日
サカタのタネは、耐病性と食味に優れる春・秋どり用の小カブの新品種「二刀(にとう)」の種子を7月下旬から発売する。
「育ててよし」「食べてよし」の小かぶの新品種「二刀」
小カブ「二刀」は、小カブ生産で問題となる白さび病や根こぶ病、萎黄病に耐病性があり、生産者が安定して作ることができる。病害に強いだけでなく、カブ独特のクセが少ないことから甘みを感じやすく、緻密でみずみずしい肉質。試作した産地や流通業者からは、耐病性と食味のよさが評価されている。
「二刀」は、す入りが遅く、春の気温上昇下でも玉の変形や裂根が少なくじっくり育つため、在圃性に優れている。また、茎がしなやかで収穫時に折れにくく、収穫作業や複数のカブをテープで束ねる結束、販売用の袋に入れる袋詰めなどの出荷作業がしやすいというメリットもある。
小カブ「二刀」の種子の希望小売価格は20ml袋で 1800 円、1dl袋で8800円(税抜)。全国の種苗店、JAで販売。
小かぶ「二刀」の作型図
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