水稲農家へのアグリテック検証・実証請負サービス開始 笑農和2020年5月29日
農業コンサルタントの笑農和(富山県滑川市)は6月1日、農家への最先端アグリテック関連企業の製品・サービスを指定のほ場に導入し、その成果を検証するサービスを開始。これに参加する水稲農家向けアグリテック製品の技術検証を依頼したい企業と富山県内の協力農家を募集する。
実証農家とアグリテックメーカーの連携イメージ
同サービスは、新規参入のアグリテック製品の普及を進めたい企業と、IoT製品を導入し作業効率UPを図りたい農家とを橋渡しの役割を担う。IoT製品の使用に長けた専門業者がサービスを実証・検証し、企業にフィードバックすることで、企業側はよりよい製品にバージョンアップでき、農家側は導入コストの負担ゼロで製品を試すことが可能となる。
アグリテック製品の課題は、実際のほ場や畑で利用した時に天候や使用状況など様々な環境でトラブルが起きること。同社はこれまで6年以上の経験の中で、実際のほ場でどれだけ使いこんで検証できるかが、今後アグリテック製品の普及を進める上でのポイントになると感じている。そこで、この工程を支援することにより、本当によい製品ができ、アグリテック業界を底上げすることをめざし同サービスを始めた。
募集する水稲関連のアグリテック企業は、水上ドローン播種、アシストスーツ、液肥制御/自動肥料制御、衛星データ活用、生育ムラセンシング、無人コンバイン、超獣害対策、水田水耕栽培など。なお、初年度は富山県内の2つの実証農家から始め、新規募集は行わない。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】とうもろこしにアワノメイガが多誘殺 早めの防除を 北海道2025年7月1日
-
【JA人事】JA伊勢(三重県) 新組合長に酒徳雅明氏(6月25日)2025年7月1日
-
コイン精米機が農業食料工学会「2025年度開発賞」を受賞 井関農機2025年7月1日
-
【注意報】ネギハモグリバエ・ネギアザミウマ 県下全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月30日
-
24年産米2.6万円に 有利販売に努め積み上げ JA茨城、異例の公表2025年6月30日
-
梅雨の晴れ間の「DZ作戦」で、猛暑下の畦畔除草を回避しましょう 北興化学工業2025年6月30日
-
水稲は"白未熟粒"に加えて"不稔"にも警戒 果樹は長期的な樹種転換も検討 農研機構2025年6月30日
-
茨城県厚生連の赤字19億円超 「診療報酬の引き上げ必要」 24年度決算2025年6月30日
-
全国の「関係人口」 約2263万人 国土交通省調査2025年6月30日
-
夏休みの思い出づくりに「こども霞が関見学デー」開催 農水省2025年6月30日
-
随意契約米 全国4万6000店舗で販売2025年6月30日
-
7月の野菜生育状況と価格見通し はくさい、キャベツ、レタス、ばれいしょ価格 平年下回る見込み 農水省2025年6月30日
-
再保証残高 過去最高の6兆9000億円台 全国農協保証センター2025年6月30日
-
【JA人事】JAみい(福岡県)平田浩則組合長を再任(6月27日)2025年6月30日
-
【JA人事】JAにしうわ(愛媛県) 新会長に井田敏勝氏2025年6月30日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(1)2025年6月30日
-
元卓球日本代表・石川佳純が全国を巡る卓球教室 岩手で開催 JA全農2025年6月30日
-
【役員人事】JA全農青果センター(6月26日付)2025年6月30日
-
第42回「JA共済マルシェ」を開催 令和6年能登半島地震・奥能登豪雨の復興応援 JA共済連2025年6月30日
-
福岡のいちじくレビュー投稿キャンペーン「博多うまかショップ」で実施中 JAタウン2025年6月30日