米国向けに新型コロナウイルス抗原迅速診断キットを供給 デンカ2021年5月6日
デンカは、米国Xtrava Health社と提携し、新型コロナウイルス抗原迅速診断キット「クイックナビCOVID19 Ag」を、「SPERA COVID19 Ag Test」として同社に供給する。
米国向けに供給する「SPERA COVID19 Ag Test」
米国では新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた緊急政策のもと、医療機関だけでなく介護・教育施設や自宅などでの検査体制の拡充が検討されている。集団スクリーニングテストの対象範囲拡大や検査頻度の増加などにより、今後検査需要がさらに増えると予測されることから、デンカは迅速かつ簡易に使える抗原迅速診断キットをXtrava Health社に供給。米国市場に本格参入する。
Xtrava Health社は「SPERA COVID-19 Ag Test」の発売実現に向けて、3月5日にアメリカ国立衛生研究所(NIH)とRADxに基づく契約を締結。現在、XtravaHealth社は、POCT(Point of Care Testing)用として米国食品医薬品局(FDA)緊急使用許可取得をめざして臨床試験を進めており、今年後半の販売を目標にしている。
同社の新型コロナウイルス抗原迅速診断キットと、Xtrava Health社のリーダーで診断キットの結果を読み取るコンパニオン・デジタル・テスト・プラットフォームを組み合わせることで、感度や使い勝手、検査精度向上を図り、一般の人々にも簡易に扱えるように、OTC 市場への導入をめっざす。
同社は感染症への対策を社会的責務と捉え、新型コロナウイルスを含む各種ウイルス抗原迅速診断キットやインフルエンザワクチンを製造・販売する国内唯一のメーカーとして、予防と診断の両面から感染拡大防止に取り組んでいる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(150)-改正食料・農業・農村基本法(36)-2025年7月12日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(67)【防除学習帖】第306回2025年7月12日
-
農薬の正しい使い方(40)【今さら聞けない営農情報】第306回2025年7月12日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 茨城県2025年7月11日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月11日
-
【注意報】果樹に大型カメムシ類 果実被害多発のおそれ 北海道2025年7月11日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月11日
-
【注意報】おうとう褐色せん孔病 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】出会いの大切さ確信 共済事業部門・全国共済農協連静岡県本部会長 鈴木政成氏2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】農協運動 LAが原点 共済事業部門・千葉県・山武郡市農協常務 鈴木憲氏2025年7月11日
-
政府備蓄米 全農の出荷済数量 80%2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA加賀(石川) 道田肇氏(6/21就任) ふるさとの食と農を守る2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA新みやぎ(宮城) 小野寺克己氏(6/27就任) 米価急落防ぐのは国の責任2025年7月11日
-
(443)矛盾撞着:ローカル食材のグローバル・ブランディング【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月11日
-
【2025国際協同組合年】協同組合の父 賀川豊彦とSDGs 連続シンポ第4回第二部2025年7月11日
-
米で5年間の事前契約を導入したJA常総ひかり 令和7年産米の10%強、集荷も前年比10%増に JA全農が視察会2025年7月11日
-
旬の味求め メロン直売所大盛況 JA鶴岡2025年7月11日
-
腐植酸苦土肥料「アヅミン」、JAタウンで家庭菜園向け小袋サイズを販売開始 デンカ2025年7月11日
-
農業・漁業の人手不足解消へ 夏休み「一次産業 おてつたび特集」開始2025年7月11日
-
政府備蓄米 全国のホームセンター「ムサシ」「ビバホーム」で12日から販売開始2025年7月11日