天然素材の土壌改良材でファンド募集 ANVIAN INTERNATIONAL2021年8月6日
現代農業が抱える問題を解決する農法・資材を研究するANVIAN INTERNATIONAL株式会社は、トウモロコシの芯を炭化する技術を活用した新たな土壌改良材「コーンコブミラクル」の開発資金を強化するためファンド募集を始めた。
コーンコブ炭
トウモロコシの芯を炭化させた活性炭「コーンコブ炭」が土壌における環境汚染物質を吸着させる効果を持つことが岩手県の研究機関と岩手大学との共同研究で明らかになっている。同社は、この研究結果を基に改良を重ね、土を財産として後世に残していくための天然素材100%の土壌改良材「コーンコブミラクル」を開発した。
これまで生産量を増やすために取り入れられてきた化学肥料や農薬の過剰施肥により、土壌バランスが崩れ、病害虫や連作障害が増えてきたといわれる。同社は、近年の天候不順による植物に過酷な状況に負けない栽培環境を作るための農法・資材を研究する中で、トウモロコシの芯の炭化物に着目。「コーンコブミラクル」を使うことで、土壌の保水力の高まりや微生物の活性化に伴い、連作障害や病害被害からの回復力を促す効果を確認している。
トウモロコシの芯は産業廃棄物でもあり、環境浄化に寄与できる資材。同社は天然素材100%の持続可能な循環型農業の成功モデルを構築するため、土壌改良材「コーンコブミラクル」を広く広めるためファンド募集を始めた。特典には、実際にコーンコブミラクルを利用して栽培された福島県の桃農家の桃(送料・税込4000円相当)が送られる。
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