農業経営支援クラウドサービス「ベジパレット」など紹介「農業Week」に出展 ユニリタ2022年10月3日
ユニリタは10月12日~14日、千葉の幕張メッセで開かれる「第12回 農業Week」に出展。ヤノ技研の高性能潜熱蓄熱材「エネバンク」と、ユニリタの農業経営支援クラウドサービス「ベジパレット」とを連携したソリューションを紹介する。
ユニリタの「ベジパレット」は、農業経営の利益を最大化するために必要な情報を提供するクラウドサービス。日々の営農活動を評価する最も重要な項目の1つである、収支に着目している。収支を多角的かつ詳細に表示することができるため、ほ場や作付同士の収支を比較して良し悪しを判断し、想定外の費用発生(使いすぎ)に気づくことができる。収支を通して営農活動の改善点を見出すことで、次に繋がる農業経営を実現する。
一方、ヤノ技研が提供する「エネバンク」は、太陽熱を吸収、放出し有効活用することで暖房費の削減と地球温暖化ガスの排出減少に寄与する高性能な潜熱蓄熱材。重油の高騰が続く中、施設栽培ではこれから迎える冬の暖房費上昇が懸念される。蓄熱材を活用し、日中の温室内の余剰太陽熱をエネバンクに蓄積。夜間放熱して太陽熱の再エネと暖房費の省エネと共に温室の温度を安定化し、作物の生育、促進、増収を図り農家の経営基盤を強化できる。
重油の使用量を抑制することは農業経営の収支にダイレクトに響いてくるが、ユニリタは、UNIRITAみらいファームで昨年の冬に「エネバンク」を実証実験し、26%削減の効果を確認。この結果をもとに、蓄熱材の効果を可視化することが営農コスト管理に重要と考え、ヤノ技研と共に「ベジパレット」の連携ソリューション開発を進めてきた。
農業Weekでは、「ベジパレット」と高性能潜熱蓄熱材「エネバンク」の効果を可視化するソリューションを出展する。
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