農水省で「スマート林業安全DXシステム」展示 テレネット×プラムシステム2023年9月12日
テレネット株式会社が開発したデュアルSIM対応無線機「ハザードトーク」に、プラムシステム有限会社が開発した安全機能2つを搭載した「スマート林業安全DXシステム」の展示が9月4日~15日の期間、農林水産省で展示される。
「スマート林業安全DXシステム」画面イメージ
年間死者数30人以上の林業の現場課題の一つとして、木を伐採する際の安全確保が挙げられる。安全対策として、作業を始める際に作業者が笛を吹いて警告を発するが、多くの作業員が音を遮断するイヤホンマフを装着しているため、警告音が届かず、事故が起きてしまうケースが多い。
この問題を解消するため、情報共有が簡単にできる無線機「ハザードトーク」に「接近通知センサー」と「SOS発信機能」の2つの安全機能を搭載したものが「スマート林業安全DXシステム」。事前の作業現場の情報を取得し作業計画を立てることで事故を未然に防げる。
接近通知センサーは、他の作業員が近づいてきた際に自動的にアラートを発信。また、SOS発信機能は、滑落などの危険時に回転や強い衝撃がかかった場合、その位置情報を含む警報を自動で発信する機能で、作業員の安全向上が期待される。林業以外でも、建設重機の転倒衝撃、農業トラクターなどの転倒衝撃、運搬車の衝撃転倒などに応用可能。
テレネットは、全国で3000社以上の企業・団体に災害対策サービスにおいて多くのノウハウを持つ。一方、プラムシステムは2014年から騒音環境下緊急伝達装置を研究し林業を中心に土木建築、農業などの労働災害の軽減のためのシステムを開発している。
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