総合農業パーク「TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK」設立 タカミヤ2024年4月17日
足場をはじめとする仮設機材の総合プラットフォーマーとして、建設業界を支えるソリューションを提供するタカミヤは4月15日、農業分野で問題となる後継者不足や人材教育問題の解決を目指するため、「TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK」を設立した。
タカミヤは、仮設事業で培ってきた技術を活かし、2014年から農業用ハウス事業に携わり、2021年には栽培にも着手して農業分野に本格参入。2023年は、農業における新しい技術の開発や、ロボットを活用した農業パッケージの販売、食育活動など多方面で活動し、日本の農業界の変革のために取り組んできた。
このほど設立された「TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK」は、アグリプラットフォームの中心的役割を果たす存在となるため、農業における全てがわかる総合農業パークを目指している。農業従事者の普及・教育およびリスクを減らして就農できる環境づくりを行い「農業」への参画ハードルを下げる。また、同施設では、新たな農業技術の開発も促し、農業の更なる発展に貢献。これまで培われてきた知見を活かしながら、AIやロボットを活用することで、新しい農業の形を提案する。
将来的には、農業に持たれる「汚い・キツイ・かっこ悪い」といったネガティブなイメージを払拭し、「かっこいい・感動・稼げる」の新3Kのイメージを定着させ、農業問題の根本的な解決を目指す。
◎「TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK」 展望
1.パートナー企業との新しい技術・商品の開発
各業界のパートナー企業や大学研究機関と提携し、新しい技術や商品の開発を目指す。株式会社マクニカと農業界の課題解決に向けたアグリプラットフォームの構築や、AGRIST株式会社と「きゅうり収穫ロボット」の活用の推進、その他IT関連企業、農機メーカー、印刷会社、芸能プロダクション、金融機関等のパートナー企業と協業し、 "農業の受け皿"となる場所を構築する。
2.農業予備校としての「トレーニングファーム」
「農業を始めたい。でもどうやったらいいのかわからない」というニーズにこたえるため設立された、農業予備校のような施設。栽培指導から収穫、流通確保までを一貫して教育する予備校として開校し、就農人口問題解消につなげる。
3.ダイバーシティマネジメント
パラリンピック、デフリンピックなど選手らのセカンドライフの提案、緑内障やろうあの人も活躍できる場を提供。
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