施設園芸向けヤシガラ培土「ブルーベリー用ココチップ」 新発売 ココカラ2025年6月10日
ココカラ合同会社は、施設園芸向けのココカラピート(ヤシガラ培土)の新商品でブルーベリーの隔離栽培向けに開発した「ブルーベリー用ココチップ」を発売した。
「ブルーベリー用ココチップ」は、ブルーベリーをはじめとする果樹栽培向けに、ココチップとココピート、繊維をミックスした製品。ブルーベリー栽培環境に最適な排水性を高めるため、配合ココチップのサイズ(10~15mm)にこだわって開発された。ココチップが土壌の水分を程よく吸水するため、根が絡みつきやすい生育環境へと促し、根域拡大につながる。
◎「ブルーベリー用ココチップ」主な特徴
(1)高い排水性でブルーベリー栽培に最適
ブルーベリーや果樹に合わせたチップの大きさを追求。チップのほかピートと繊維を混ぜることで、最適な排水性を実現した。肥料が蓄積するとEC値が高くなりpHにも影響が出てしまうが、排水性が良いため液肥が残りにくく、EC値が安定。また、水持ちが良すぎると根腐れのリスクも高まるが、適度な排水性があるため、根腐れを起こしにくい。
(2)チップがほど良く吸水し、根域を拡大
吸水しない資材の場合、その資材の容積分で根域を狭めてしまうが、ココチップは程よく水を吸収するため、根がしっかりと絡みつき、根域の拡大につながる。
(3)pH調整が容易
pHダウン剤でしかpHを下げられない資材もあるが、ココチップは硫黄と混ぜるだけで、ブルーベリー栽培に最適なpHに調整できる。
(4)産業廃棄物にならず、廃棄がラク
ココチップは産業廃棄物にならないため、使用後の処分が簡単。畑にすき込むこともできる。
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