製茶産業をスマート農業化 堀口製茶と資本業務提携 テラスマイル2025年6月24日
農業特化の経営管理クラウド「RightARM(ライトアーム)」を開発・提供するアグリテックスタートアップのテラスマイルは、鹿児島堀口製茶有限会社(鹿児島県志布志市)と資本業務提携を5月末日から開始した。
鹿児島堀口製茶は、国内最大級の茶生産規模を誇り、地域経済や雇用創出に寄与している。資本業務提携により、テラスマイルの農業データ活用技術を用い、製茶産業のスマート農業化を通して持続可能な仕組みづくりを推進する。また、農業法人とアグリテック企業による資本業務提携という新たな取り組みを、今後様々な農業形態に応用していくために事業を推進する。
具体的には、農業経営支援システム「RightARM」の導入により、業務の効率化と省力化を強化。従来の作業負担の大きい事務処理から貴重な人材を解放する生産体制を整える。また、データに基づいた栽培・製造管理によって品質と収量の安定化を実現。農業熟練者の技術もノウハウとして可視化・共有することで技術継承がスムーズに実施でき、新規就農に繋げる仕組みを構築する。
さらに、経営状況の可視化による迅速な意思決定支援も強化。ITの力を活用し、日本が誇る製茶産業に新たな価値と事業展開の可能性をもたらすことを目指す。
◎資本業務提携の概要
・鹿児島堀口製茶有限会社によるテラスマイル株式会社への出資
・鹿児島堀口製茶有限会社へのRightARM導入支援と運用サポート
・両社共同でのRightARMの製茶産業向け機能改善と開発
・データ活用による新たな栽培・製造技術の研究開発
・両社の知見やネットワークを活かした販路拡大
・サプライチェーン最適化を目指した流通・販売事業者とのデータを活用した連携強化
・製茶産業全体の課題解決に向けた連携と情報発信
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