再生二期作にも対応 省力化稲作のための「収穫ロボット」など発表 テムザック2025年11月19日
テムザックは、中山間農地における稲作を省力化するためのロボットとして、新たに「収穫ロボット」「多用途ロボット」を開発した。このロボットは、総務省事業(令和7年度「地域社会DX推進パッケージ事業」等)の中でも活用されている。
収穫ロボット「RMD-0」
収穫ロボット(名称:RMD-0)は、小型・電動・非搭乗で軽トラックに積載可能なサイズと重量。別途開発した多用途ロボットのマーカーを追尾することで自律走行できる。収穫機構は、1シーズンに収穫を2度行う再生二期作に対応して、高刈りおよび立毛脱穀できる構造を採用した。
多用途ロボット「MU-0」
一方、多用途ロボット(名称:MU-0)は、圃場の4隅から張り出しているワイヤーが伸縮し交点部の装置を移動させることで、圃場内での作業を実施・支援するもの。具体的には、今回は他のロボットの自律移動を支援するマーカー機能と、害獣を追払う機能を搭載した。今後は搭載する装置を拡充し、ドローン活用では課題がある作業を解決する、定置型の作業基盤としての活用をめざす。
同時に、省力化稲作支援サービスの実証プロジェクトを、総務省事業に採択されて取り組んでいる。このプロジェクトは、ロボット遠隔管制センター、先進無線技術の活用による映像伝送環境、AIによる圃場内リスクの自動検知などの機能を開発し、省力化稲作を総合的に実証検証。今回発表したロボットは、同プロジェクトの実証実験においても活用されている。
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