インゲン収穫量78%減2017年2月27日
台風や天候不順影響で
農水省はこのほど平成28年産大豆、小豆、インゲン、ラッカセイ(乾燥子実)の収穫量をまとめた。
全国の大豆の収穫量は23万5500tで前年産比7600t(3%)減だった。作付面積は15万haで同比8000ha(6%)増だった。これは水稲や小豆からの転換によるもの。10a当たりの収量は457kgで同比8%減だった。北海道などの天候不順で生育が抑制されたことによる。
小豆の収穫量は2万9500tで同比3万4200t(54%)減だった。主産地の北海道で大豆への転換などがあり作付面積が同比22%減、10a当たりの収量が同比41%減少したことによる。収量の減少は天候不順や台風の被害で生育が抑制されたこと、被害粒が多く発生したため。
インゲンの収穫量は5650tで同比1万9900t(78%)減だった。小豆と同じで主産地の北海道で作付面積が大豆などへの転換で同比14%減少し、10a当たりの収量が小豆と同じく台風などの影響で被害粒が多く発生し、同比74%減だったため。
ラッカセイの収穫量は1万5500tで、同比3200t(26%)増だった。作付面積が前年産を下回ったが、主産地の千葉県で10a当たりの収量が前年産を上回ったため。
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