江戸川産の朝採り小松菜「までいマーケット」で直送 島村商店2021年2月25日
(株)島村商店が運営するオンラインショップ「までいマーケット」は2月24日、東京都江戸川区産の新鮮な朝採り小松菜の直送販売を始めた。
専用BOXで直送する江戸川区産の小松菜
小松菜の由来は、江戸時代にさかのぼる。冬になると徳川将軍は代々、江戸川区の村に鷹狩りに訪れていたが、あるとき東・西小松川村で採れた冬菜をすまし汁に入れてさし上げたところ「これは、うまい」と絶賛。「この菜の名前は何と申すのか」と尋ねられ「とくに名前はございません」と答えると「こんなおいしい菜に名前がないのは、残念なことだ。この村の名をとって小松菜とよぶようにせよ」と言われたことから、冬菜のことを小松菜とよぶようになったという。
「までいマーケット」では、十一代続く江戸川区の小松菜農家「真利子遼太郎」から、新鮮な朝採り小松菜を仕入れて販売。毎週金曜日までに予約すると、翌週の火曜日(祝日の場合は翌日)に「朝採り小松菜」(約500g×3把)を専用BOXに収めて直送する。また、東京の下町・江戸川区西小松川町に「障がいのある人と地域を結ぶ」をテーマにしたリアルショップでも販売している。
「までい」という言葉は「真手(まて)」という古語が語源で、左右揃った手、両手を表し、それが転じて「手間ひま惜しまず丁寧に心をこめてつつましく」という意味で、現在では福島県で使われている方言。同社は「今風に言えば、エコ、もったいない、節約、思いやりの心、人への優しさ。私たちが目指しているのは、障がいのある人が地域を明るく照らす存在になるような社会です」としている。問い合わせは(電話)03‐5879‐3891。
(画像)
01:
02、03:※イメージでつかってください
重要な記事
最新の記事
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(1)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(2)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(3)2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
「いざ土づくり!美味しい富山を届けよう!」秋の土づくり運動を推進 富山県JAグループ2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日