自由研究の宿題をお手伝い 茨城県ブランド梨「恵水」でワークショップ開催2023年8月23日
茨城県は8月30日と31日、オリジナル品種のブランド梨「恵水」の美味しさをさまざまな観点から知る2日間限定のワークショップを東京・広尾で開催。糖度を測る比較実験や、マイクを使った梨の"シャリ"音の聞き分け実験、梨の"ジュワッ"とした水分量の比較実験など小学生の夏休みの自由研究に役立つ内容で参加者を募集している。
いばらきの梨「恵水」
夏の風物詩でもある果物「梨」のおいしさを解き明かす小学生向け「自由研究ワークショップ」。
東京農業大学の現役学生を講師に迎え、恵水梨を食べながら、マイクや糖度計を使い、科学実験のような楽しく学べるカリキュラムを提供する。
また同イベントでは、8月30日~9月2日の4日間、浴衣を着たスタッフが会場の「SPACEHAKOFUNEHIROO」(東京都渋谷区)前で、ひんやりと冷やした「恵水」を振る舞う無料配布イベントも併催する。
「恵水」は、茨城県農業総合センターの研究者や技術者が、品種開発に17年かけて生まれた茨城県オリジナル品種の梨。
「新雪」と「筑水」という品種をかけあわせて、約4300個体の中から選りすぐり誕生した。
「恵水」は糖度が高く酸味が少ないため、食べたときにより深い甘みが感じられる。大玉で深みのある赤めの表皮は、見た目にも高級感があり、梨特有のシャリシャリとした食感と果汁が溢れるほどのみずみずしさが魅力。
冷蔵すると保存がきくのも特長。2016年から本格的に出荷をはじめ、年々出荷量が増えているが、まだまだ希少な品種。今年の収穫時期は8月下旬~9月中旬ごろ。秋の始まりとともに最盛期を迎える。
◎小学生のための「恵水」ワークショップ開催概要
日程:8月30日、31日※2日間限定
時間:1回目:13:00〜14:00/2回目:15:00〜16:00
場所:SPACEHAKOFUNEHIROO内(東京都渋谷区広尾5-3-10吉田ビル)
対象:小学生(1年生〜6年生)
参加費:無料(恵水梨のお土産、恵水の自由研究シート付)
定員:各回5人
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