幻の銘茶「渋谷茶」復活プロジェクト始動 数量限定で苗木を無償提供2023年11月16日
(一財)渋谷区観光協会は、伊藤園、プランティオ、ゼットンと4者で、かつて栽培されていた「渋谷茶」を復活させるプロジェクト『幻の銘茶「渋谷茶」復活プロジェクト』を始動。「渋谷ブランド」の創造と新たなお土産の開発、体験コンテンツの創出を目指す。
明治時代、東京都渋谷区松濤エリアでお茶の栽培が始まり、上渋谷村を中心に、原宿村、宮益町、代々木村、幡ヶ谷村と広がる約200~300ヘクタールの茶畑が広がっていた。周辺一帯の茶畑で栽培されたお茶は「渋谷茶」と呼ばれ当時、今の渋谷のスクランブル交差点の場所には「梅原園」という大きなお茶屋さんもあり、盛況に商いが行われていた。その後、静岡茶や宇治茶の流入、土地の宅地化が進むなど環境の変化により「渋谷茶」の栽培はなくなっていったという。その後、2019年に鍋島松濤公園にかろうじて現存していた「渋谷茶」の4本の苗木が発見され、培養を開始。2024年、幻の銘茶「渋谷茶」の復活に向けた本格的なプロジェクトが始導する。
渋谷スクランブル交差点のかつての場所にあった「梅原園」
同プロジェクトの始動を記念し、数量限定で渋谷茶の苗木を無償提供するキャンペーン実施中。現在、渋谷茶の苗木を大切に培養しており数が限られており、育成状況や天候状況にも左右されるため、渋谷の街で渋谷茶の苗木を大切に育ててられる団体や農園を優先し抽選で提供する。
なお、同プロジェクトの発足に伴い「幻の銘茶『渋谷茶』復活プロジェクト始動!渋谷を彩るあらたな体験コンテンツ」と題し、「SOCIAL INNOVATION WEEK2023」でトークセッションが行われ、その模様はSIW公式YouTubeで配信。プラティオのオウンドメディア「grow JOURNAL」でアーカイブ記事を公開している。
育成中の「渋谷茶」の苗木
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