山梨県大月市・玉ねぎ研究会と連携「新玉ねぎを使ったハンバーグ」季節限定発売 石井食品2024年6月13日
無添加調理で商品作りを進める石井食品は、山梨県大月市と玉ねぎ研究会の3者連携で、玉ねぎ生産者の増加とブランド化を後押しする地域の農業経済の発展に向けた取り組みとして「山梨大月市の新玉ねぎを使ったハンバーグ オニオントマトソース」を6月15日から季節限定で発売する。
石井食品は、山梨県大月市と大月市の生産者とともに、2016年から大月市産の新玉ねぎの商業化や特産品へのブランド化に向け取り組みを進めてきた。当初は1軒の生産者からスタートしたが、生産者グループの"玉ねぎ研究会"を立ち上げ勉強会などを継続し、玉ねぎ生産者が取り組み開始から9年目で30軒まで増加。生産量も10トンを超え規模を拡大している。
この取り組みにより開発された「山梨大月市の新玉ねぎを使ったハンバーグ オニオントマトソース」は、大月市産玉ねぎをハンバーグのパティだけでなく、ソースにもふんだんに使用している。石井食品は「地域と旬」事業で、地域食材に着目し、良質な食材を、その地域ならではの方法で調理し、生産者とともに商品開発に取り組んでいる。
季節限定発売の「山梨大月市の新玉ねぎを使ったハンバーグ オニオントマトソース」
大月市産の新玉ねぎのおいしさの秘密は生育環境にある。大月市は日夜の寒暖差が大きく、風が良好に吹き抜け、また、日照時間が長くなる山中腹の環境は、太陽の光を豊富に受けることができる。また、土地の南傾斜により、雨が降っても水が流れやすく、根腐れのリスクが低く、甘味とみずみずしさを持った良質な玉ねぎが育つ。
商品詳細
石井食品と大月市、玉ねぎ研究会の3者は今後、大月市の地域経済の活性化と持続可能な農業の実現に向け、玉ねぎ研究会の新規生産者の増加や既存生産者からの仕入量増加を図り、2026年までに20トンの新玉ねぎの収穫を目指す。また、大月市産の新ねぎの収穫量が年々増加傾向にあることから、2024年は新たな取り組みとして大月市産の新玉ねぎを使ったピューレの製造・販売など、ハンバーグ以外での新たな活用を模索。大月市産の新玉ねぎのブランド化や特産品としての価値を高めていく取り組みを推進する。
重要な記事
最新の記事
-
死亡野鳥の陰性を確認 高病原性鳥インフル2025年10月16日
-
戦前戦後の髪型の変化と床屋、パーマ屋さん【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第360回2025年10月16日
-
東京都産一級農畜産物の品評会「第54回東京都農業祭」開催 JA全中2025年10月16日
-
JA協同サービスと地域の脱炭素に向けた業務提携契約を締結 三ッ輪ホールディングス2025年10月16日
-
稲わらを石灰処理後に高密度化 CaPPAプロセスを開発 農研機構2025年10月16日
-
「NIPPON FOOD SHIFT FES.」に出展へ 井関農機2025年10月16日
-
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月16日
-
鳥インフル デンマークからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月16日
-
宅配商品の試食販売・交流「商品展示会」26日に開催 パルシステム千葉2025年10月16日
-
世界規模のフード・アグリカンファレンス「WAFI 2025」で最高賞 AGRIST2025年10月16日
-
国・世界と現場の実践が交わる、日本農業のこれから「GAP JAPAN 2025」開催 日本GAP協会2025年10月16日
-
ワンランク上の洋食に「ハンバーグソース デミグラス」新発売 サイボク2025年10月16日
-
ベーカリー監修「よつ葉北海道十勝ミルクスライス」オリジナルパンレシピ公開2025年10月16日
-
ダブルプレスジュース「Vicca」に新プラン登場 青木フルーツ2025年10月16日
-
「第16回調味料選手権2025」最終審査会販売会を阪神梅田本店で開催 日本野菜ソムリエ協会2025年10月16日
-
「罪悪感なき時短」「ゆるやかな食卓革命」明らかに『お料理セット』利用者調査 パルシステム2025年10月16日
-
「国際協同組合年記念シンポジウム」開催 近畿ろうきん2025年10月16日
-
【2025国際協同組合年】「協同組合っていいかも!」 若い世代へ発信を 連続シンポ第6回2025年10月15日
-
イネカメムシをムシヒキアブが捕食 「天敵」防除に可能性 有機農研シンポで報告2025年10月15日
-
平成の大合併と地方自治【小松泰信・地方の眼力】2025年10月15日