海外品種や和りんごなど希少種りんごの魅力を発信 長野県飯綱町2024年7月8日
長野県飯綱町は8月21日~25日、海外品種りんごや復活した和りんごなど希少種りんごの魅力を発信するイベントを長野駅ビルMIDORI3階の「りんごの広場」で開催。「旬の果実と加工品」の展示・陳列や、ジュースの試飲・生果実の試食を行う。
ブラムリーズ・シ―ドリング、高坂林檎
長野県北部の標高500~700メートルに位置する飯綱町は、やや冷涼で朝晩の寒暖差があり、気候は年間降雨量・日照量・平均気温などが、りんご栽培に最適。「ふじ」「シナノスイート」などの主要品種のほか様々な品種の高品質でおいしいりんごを生産している。
近年では、1989年にイギリスの王立園芸協会から譲られたクッキングアップルの王様「ブラムリーズ・シ―ドリング」など加工向き海外品種りんごの栽培と、その活用が定着。海外品種りんごは、主にジュース・シードル・ジャム・お菓子に使われ、独自性のある加工品が作られている。また、は日本古来の和りんご「高坂林檎」を保存し、栽培を増やしており、町内の企業・醸造所では、和りんご独自の果実成分の特徴を活かしたジュース・シードルを商品化している。
イベントでは、長野駅ビルMIDORI3階「りんごの広場」を会場に、通常では目にする機会の少なく、8月中下旬に熟期を迎える希少種の「旬の果実と加工品」を展示・陳列し、品種の来歴・特徴や製品化の様子をパネル展示で紹介。期間中は、ジュースの試飲・生果実の試食を随時行う。
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