有機JAS取得の茶園が茶畑の生態系を守る「茶畑めぐり」発表 豊緑園2025年4月9日
1937年創業で有機茶を生産する有限会社豊緑園(宮崎県児湯郡新富町)は、新ブランド「茶畑めぐり」を発表。独自の生態系が育まれる茶畑を末長く守りつづけたいという想いから、自社の7つの茶園・7つの品種をテーマに物語化し、物語と共に楽しめるツアー、オーガニック茶、菓子、雑貨、体験を提供する。
豊緑園のオーガニック茶園は約13ヘクタール。茶畑の生態系を守るため、草取りや虫取りなども可能な限り手作業で、自然と共生できる環境づくりを大切にしている。茶畑には毎年、蛍やヤマドリなども訪れ、お茶だけでなく、山野草や虫、植物が育つ、調和の取れた環境となっている。
7つの茶畑と関連づけた有機茶商品
新ブランドの「茶畑めぐり」は、7つの茶園・7つの品種と共生する蛍や動植物たちとの物語。茶園を巡り自然とふれあう「茶畑めぐりツアー」では、茶園の中で野点を行い、ゆったりとした気分でお茶を味わえる。また、7つの茶畑と関連づけた有機茶商品も販売。夏に向けた「水出し茶」や「パウダー茶」自社オンラインショップや自社店舗、全国の取扱店でも販売する。
さらに、4種の有機茶を使った「茶畑めぐり大福」をオンラインショップで販売するほか、食事とともにお茶を楽しめる茶器や雑貨を自社店舗みどりとすずめやオンラインショップで販売する。
このほか、茶畑体験「四季の学校」を月1回ペースで開催。子どもたちの学びの場や、企業団体の研修・福利厚生としてのワークショップを受け入れる。
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