江戸東京野菜「治助イモ」オリジナルレシピ募集「都内高校生料理コンテスト」開催 JA東京中央会2025年6月3日
JA東京中央会は、料理が好きな都内の高校に通う生徒を対象に、江戸東京野菜や東京産農産物の魅力を「学び、知り、味わう」機会を機会として「~江戸東京野菜~都内高校生料理コンテスト2025」を開催。今年は江戸東京野菜の「治助(じすけ)イモ」を使ったオリジナルレシピを募集する。
課題食材の江戸東京野菜「治助イモ」
「江戸東京野菜」は、江戸期から始まる東京の野菜文化を継承した在来種、または栽培法などに由来し、東京周辺で作られていた野菜のこと。一時、途絶えつつあったが、2011年にJA東京中央会が、都内で生産されたものを都民に提供できるよう呼称を定め、現在52品目が認証されている。
かつての江戸市中とその近郊には農地が多くあったが、現在では東京23区の農地は11区のみ。東京の農業も担い手の高齢化や後継者不足、農地の減少、輸入食料への依存など多くの問題を抱えているが、生産者の努力で江戸東京野菜も含め新鮮な野菜を供給している。こうした状況の中、JA東京中央会は、江戸東京野菜のブランド化を推進。今年のコンテストは、江戸東京野菜の「治助(じすけ)イモ」を課題食材として開催する。
ジャガイモが日本に初めて伝わった江戸時代の品種といわれる「治助イモ」は、奥多摩町で育てられている小ぶりなジャガイモ。味が濃厚で粘りが強く、煮崩れしにくい特性がある。

◎「~江戸東京野菜~都内高校生料理コンテスト2025」概要
<応募資格>
①東京都内の高等学校・高等専門学校に通う生徒(個人またはチーム/1組3人まで)。
②オンラインで動画を視聴できること。
③10月13日に都内で行われる実技審査会に参加し、調理・プレゼンテーションが行えること。
④都内で行われる表彰式に参加できること。
<応募条件>
①「治助イモ」を使用したオリジナルレシピに限る。
②下準備から盛り付けまでを90分以内で調理できるレシピ。
③レシピは4人前計算で「治助イモ」200g以上(3~4個)を使用。
④「治助イモ」以外の食材は、江戸東京野菜に限らない。
⑤材料費は、提供する「治助イモ」以外で4人前で上限2000円程度。
⑥チーム参加の場合は、同一校内に限る。
⑦応募レシピは、個人もしくはチームで1作品に限る。
※「治助イモ」は、JA東京中央会から無償提供
<コンテストの流れ>
1.江戸東京野菜について以下の学習動画で学ぶ
2.エントリー
6月2日~6月30日
3.治助イモが届く(7月10日頃から)
4.オリジナルレシピを開発
5.レシピを応募
7月10日~9月5日
6.レシピ(書類)審査結果発表
優秀作品を8作品選出※9月25日予定
<審査基準>
①江戸東京野菜についての理解
②治助イモの特徴に対する理解
③高校生らしい独自のアイデアや工夫
④食べてみたくなるレシピ
<実技審査>
10月13日
会場:辻調理師専門学校東京(東京都小金井市貫井北町4丁目1-1)
優秀作品に選ばれた8作品を会場で調理・プレゼンテーションを行い、審査員が試食し5作品を選出。
<審査発表&表彰式>
開催日時・会場は後日発表。優秀作品に選ばれた5作品の審査発表と表彰式。※優秀作品を商品化し、味わいフェスタの特設ブースで販売。
<表彰>
【金賞】賞状+Amazonギフト券(3万円)
【銀賞】賞状+Amazonギフト券(2万円)
【銅賞】賞状+Amazonギフト券(1万円)
【特別賞(2作品)】賞状+Amazonギフト券(5000円)
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