稼げる農業経営モデル確立へ 山形の若手さくらんぼ農家がクラファン開始2025年12月4日
お天道農園(山形県山辺町)は12月1日、さくらんぼの樹が切られて無くなった畑を借り受け、「さくらんぼ」「すもも」「たらの木」の苗木を植えて、耕作放棄地の発生防止と果樹産地の維持に取り組むため、クラウドファンディングの「CAMPFIRE」でプロジェクトを開始。2026年1月18日まで支援を募っている。

さくらんぼ日本一の山形県は2024年、25年と2年連続で凶作だった。高齢化と担い手不足でさくらんぼ農家が減少していたなか凶作がダメ押しとなり、これまで以上の早さでさくらんぼの樹が切られて無くなっている。このままでは耕作放棄地が多く発生し、他の農業者の営農活動や地域住民の生活に悪影響が出ると予想される。
この問題を解決するため、お天道農園はさくらんぼの樹が切られて無くなった畑に新しく苗木を植えて、耕作放棄地の発生防止と果樹産地の維持に取り組む。その際、さくらんぼを植え直すだけでは、異常気象に対応できないことや、農業の担い手を増やさなければ、故郷の農業を維持できないため、さくらんぼのほか「すもも」 「たらの木」など比較的異常気象に強い樹を植える。
同プロジェクトでは果樹産地を維持しながら、異常気象の中でも安定的に収入を得られる「さくらんぼ」 「すもも」 「たらの木」を組み合わせた経営モデルを確立。この経営モデルを元に担い手となる新規就農者を呼び込み、故郷の農業を守ることをめざしている。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】トルコギキョウ斑点病 県内で初めて確認 秋田県2025年12月4日 -
【特殊報】クモヘリカメムシ 県内で初めて発生を確認 秋田県2025年12月4日 -
【注意報】マンゴーにハダニ類 宮古島で多発のおそれ 沖縄県2025年12月4日 -
お正月の伝統花材「松・千両」の消費と生産が減っている【花づくりの現場から 宇田明】第74回2025年12月4日 -
囲炉裏・ストーブて焼いたギンナン【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第367回2025年12月4日 -
大人気小説「薬屋のひとりごと」とコラボ「日向夏」を販売中 JAタウン2025年12月4日 -
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」鳥取県で開催 JA全農2025年12月4日 -
新組合長に38歳の長野桃太氏が就任「村おこしの先を実践」馬路村農協2025年12月4日 -
農業経営計画策定支援システムの開発 スマート農業経営指標を公開 農研機構2025年12月4日 -
施設管理・警備子会社の株式をALSOKに譲渡 クボタ2025年12月4日 -
3拠点で収穫感謝祭 JA阿蘇2025年12月4日 -
東京農業大学 WEB版広報誌「新・実学ジャーナル 2025年12月号」発刊2025年12月4日 -
雪印メグミルク「大阪府民の健康づくり等の推進に係る 連携・協力に関する協定」締結2025年12月4日 -
食品事業者向け 需要ピーク短い季節性商材「おせち」出品を募集中 クラダシ2025年12月4日 -
稼げる農業経営モデル確立へ 山形の若手さくらんぼ農家がクラファン開始2025年12月4日 -
ライスセンターの最前線 YouTubeオンラインイベント開催 山本製作所2025年12月4日 -
まるまるひがしにほん「ふくいの"推し"グルメ・地酒フェア」開催 さいたま市2025年12月4日 -
トークイベント「IKKO流 輝きつづけるための法則」開催 パルシステム2025年12月4日 -
「スパイス&ハーブ plus+」公開 商品情報・レシピなど一括検索 エスビー食品2025年12月4日 -
飼料用米の支援 見直しを 財政制度等審議会が建議2025年12月3日


































