丹波篠山市発祥 世界最大級の黒豆「丹波黒」が出荷最盛期2025年12月9日
兵庫県丹波篠山市では、正月のおせち料理に使われる特産の黒大豆「丹波黒」の収穫・出荷がピークを迎えている。丹波篠山市が発祥「丹波黒」は、粒が大きく、煮ても皮が破れにくいことで知られ、日本農業遺産にも認定されている。
世界最大級の黒豆「丹波黒」
丹波篠山特有の寒暖差のある気候と粘土質の土壌で栽培される「丹波黒」は、世界一と言われる粒の大きさやふっくら・もっちりした口当たりの良さが特徴。市内の約2300戸の農家によって生産されており、12月に入り収穫・出荷作業の最盛期を迎えた。
十分に成熟して茶色くなった株を大型のはさみを使って刈り取る作業が市内各所で行われており、刈り取った黒大豆は、しばらく畑で乾燥させて、専用の機械で粒を取り出したあと選別して出荷される。
選別作業の様子
今年は、夏場の猛暑と少雨の影響で生育に少し遅れがあったが、ここ最近の冷え込みで熟成が進み、例年どおり甘みの強い、大粒の黒大豆に。正月のおせち料理に欠かせない食材として全国に出荷される。
丹波篠山市は令和3年に「丹波篠山の黒大豆栽培~ムラが支える優良種子と家族農業~」として日本農業遺産の認定を受けた。丹波篠山の気候や土壌に適した伝統的な農法や在来種の中から優良な種子を選抜育種する方式は今も受け継がれている。
一般的な黒大豆は開花から成熟するまで約70日かかるのに対し、丹波黒は約100日と長く、30日近くも多く養分を蓄積しながら成熟し、粒が大きく成長。その分、栽培に多くの手間と時間が必要なことから「苦労豆」とも呼ばれている。また、熟成が始まる前の10月は黒枝豆として人気がある。
丹波篠山市で確立された大粒の黒大豆栽培技術と「丹波黒」は全国に普及し、その人気の高さから各地で栽培。「丹波黒」は品種名であるため、丹波篠山市以外で作られても「丹波黒」と呼ばれるが、兵庫県丹波篠山市で生産される丹波黒は発祥の地として、日本一の生産量と伝統的な栽培技術に裏打ちされた確かな味を守っている。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ブドウリーフロール病(ブドウ葉巻病)県内で初めて発生を確認 福島県2026年1月29日 -
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】米国などの補助金漬け輸出、不利な日本の現実をどう解決するか2026年1月29日 -
米卸の76%「1年前より販売減」 3ヵ月先も回復の見通し立たず 全米販調査2026年1月29日 -
2月の野菜生育状況と価格見通し ばれいしょ、たまねぎ等は平年価格を上回って推移 農水省2026年1月29日 -
続・椎、栃、ハシバミの実【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第374回2026年1月29日 -
第9回「和牛甲子園」総合評価部門最優秀賞は鹿児島県立市来農芸高校 JA全農2026年1月29日 -
中田英寿氏が登壇「91農業フォーラムin東北」開催 JA全農2026年1月29日 -
希少な幻のオレンジを産地直送「湘南ゴールド」販売開始 JAタウン2026年1月29日 -
神戸・三宮に関西初の常設オフィシャルストア 「トゥンクトゥンク」との撮影会も 2027年国際園芸博覧会協会2026年1月29日 -
フルーツピークス公式Instagramフォロワー5万人突破記念 全品10%OFF感謝イベント開催2026年1月29日 -
「深刻化する鳥獣被害に挑む IoT×罠 の最前線」オンラインセミナー開催 ソラコム2026年1月29日 -
東京都「SusHi Tech Global」第1弾スタートアップに選出 TOWING2026年1月29日 -
鳥インフル 米国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2026年1月29日 -
鳥インフル ハンガリーからの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2026年1月29日 -
調理と仕上げで活躍する調味料「デリシャスガーリックマヨ」新発売 エスビー食品2026年1月29日 -
佐渡産「おけさ柿」規格外品を活用「とろ~り柿ジュース」2月2日から販売 青木フルーツ2026年1月29日 -
国産米粉の美味しさを体験「Tokyo 米粉知新キャンペーン」開催 東京都2026年1月29日 -
原発事故から15年「福島を考えるフォーラム2026」開催 パルシステム千葉2026年1月29日 -
牛乳・乳飲料の賞味期限を延長 4月7日製造分から 雪印メグミルク2026年1月29日 -
ラジコン草刈り機「草坊主」新モデル発売 イシガプロ2026年1月29日


































