2025年野菜の総括 野菜摂取量の減少の理由に価格高騰も タキイ種苗2025年12月15日
タキイ種苗は、全国の20~60代の男女400人を対象に「野菜」に関するインターネット調査を10月中旬に行い、今年ならではの野菜の世相を明らかにする「2025年の野菜の総括」として発表した。
同調査によると、2025年に食べる機会が多かった野菜の1位は「キャベツ(52.5%)」。2位「たまねぎ(48.5%)」は2024年と変わらず、4位「トマト(41.5%)」とともに2022年から4年連続でトップ5にランクインとなった。
2025年に食べる機会が多かった野菜を選んだ理由では、「味が好きだから(43.1%)」が最も多く、続いて「料理がしやすいから(42.3%)」「手に入りやすいから(40.6%)」「食べやすいから(38.4%)」と味に続いて、扱いやすさが理由となっている。一方、価格については、「例年通り価格が安いから(11.6%)」「例年に比べて価格が安かったから(7.2%)」にとどまった。

野菜高騰の意識は2023年から年々減少傾向だが、今年5月末と比べて増加
2025年の野菜の価格については、高かったと「思う(73.3%)」となり、2023年からの経年比較では年々減少傾向にある。一方で、今年5月末実施の「野菜に関する調査」の「思う(68.7%)」に比べて8.6%増加した。
また、2025年の野菜の値段について例年より高いと「思う」回答者では、「野菜を買うときに実感したから(81.2%)」が8割を超え、日々の生活の中で実感していることがわかる。「どちらとも言えない」回答者では、「野菜よりも他(米など)の値上がりを感じたから(21.2%)」が最多で、食品全体の価格高騰が影響していることがわかる。

昨年に比べて値段が高いと感じた野菜は「トマト(41.8%)」が単独首位
今年、2024年に比べて値段が高いと感じた野菜は、昨年高騰が話題となった「キャベツ(35.0%)」が順位を下げ、「トマト(41.8%)」が単独首位。
野菜摂取量では、「増えた(8.5%)」「変わらない(74.0%)」「減った(17.5%)」と、増えた人より減った人の方が2倍程度多く、「減った」回答者の理由は「野菜価格高騰のため(67.1%)」が極めて高い割合で1位だった。

「指定野菜」に追加の「ブロッコリー」人気高まる
「指定野菜」は、消費量が多く、国民生活に欠かせない野菜として農林水産省にが指定し野菜で、現状14品目ある。1974年にばれいしょが追加されて以来50年ぶりに、2026年に「ブロッコリー」が追加される。
「指定野菜」について「よく知っている(1.3%)」「ある程度知っている(13.5%)」を合わせると15%程度で、理解している人は少ない。新しく追加される「ブロッコリー」は「今年食べる機会が多い野菜」でトップ10にランクイン。食べる機会が多かった理由では他の野菜に比べ「栄養があると思うから(43.9%)」が高い傾向にある。
「ブロッコリー」を食べる頻度については、「ほとんど毎食(2.5%)」「ほとんど毎日(6.0%)」の毎日食べる層と「週3回程度(14.8%)」の比較的頻度が高い層を合わせると23.3%と1/4程度となっている。
一方、最も多い構成比は「1か月に数回程度(28.5%)」で、次いで「あまり食べない(26.3%)」と続く。「ブロッコリー」を食べる頻度は人により差があることがわかる。

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