小さな農協の堅い結集 -相馬村農協(青森県)2017年3月9日
弘前市相馬(そうま)村農協は弘前市の西部にあり、旧相馬村を区域とする農協である。市町村は合併で「相馬村」は無くなったけれども農協の名称から「相馬村」を除去せず、「村」を大事にしている。
組合員は941人(うち正組合員528人)、出資金6億4000万円、区域内主産物はリンゴであるが、なんとその95%を取扱っている。
農家の婦人たちの、農閑期に於ける最大の就労機会は、自分のムラの農協のリンゴ選果場で、これまた農協が在ってのこと。
農協の総会は村の集会所である長慶館というホールで行われ、総会終了後、飲みものも農協から出て、組合員の賑(にぎ)やかな交流の場になる。協同の和、協同の輪でもある。
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