ES向上通じてCS向上 JA共済がセミナー2014年11月11日
JA共済連では、毎年、JAの共済担当常勤役員を対象に、自らの役割を十分に発揮してもらうために、ES(従業員満足)・CS(顧客満足)優良企業の取り組みをテーマとしたセミナーを開催している。今年も、10月15日から17日(第14回、41名参加)と11月5日から7日(第15回、50名参加)の2回、JA共済幕張研修センターで開催された。
今年度のセミナーでは、ES・CS優良企業である東京ディズニーランドと、地域密着で事業展開している協同組合組織・城南信用金庫を事例研究の対象とし、両企業の関係者から先進的な取組み内容を聞くとともに、2日目には東京ディズニーランドに出向き、従業員の対応や施設を視察して「企業理念・使命の追求・浸透」にどう取り組んでいるのかを現場で検証した。
また、セミナー初日には「利用者本位の経営と現場力」をテーマに、遠藤功早稲田大学ビジネススクール教授、(株)ローランド・ベルガー日本法人会長が講演。最終日には、「顧客満足時代に求められるJAリーダーの役割」をテーマに、稲垣公雄三菱総研関西センター長が講演した。
セミナー参加者は、「実際にCSの取り組みを現場で見聞できて非常に有意義だった」「役員として果たすべき役割が明確になった」などと感想を語っていた。
(写真)
参加者による情報交換(グループ討議)
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