「協同組合の心を求めて」 日本共済協会が刊行2016年5月10日
協同組合共済組織の団体である(一社)日本共済協会は、平成4年の同協会設立以降の会誌「共済と保険」の巻頭言に掲載された288篇から142篇を選び「協同組合の心を求めて」としてまとめ、このほど刊行した。
本書の刊行について、伊藤澄一同協会専務理事は、「協同組合は学習する組織です。社会経済システムの一翼を担い、地域・職場の活性化に取り組む未来志向の組織です。その意味で、阪神・淡路大震災から21年、東日本大震災から5年が経過したこの時に、本書が『新たな課題を抱えた時代』を拓いていく議論の一助になれば幸いです」と、本書の「はじめに」で述べている。
掲載されているのは、「今日でも十分通用する論稿であること」を基準にして、
1)共済・保険関係
2)協同組合・助け合い
3)時事問題等
の3分野に分けて刊行委員会(関英昭委員長)で選定された(島田和明・刊行委員会委員の「あとがき」より)という。巻末には、掲載時の社会情勢の年表を付け、各「巻頭言」が書かれた時代背景との関連が読み取れるように工夫されている。
142篇の巻頭言は、それぞれの時代を映すだけではなく、農協をはじめとする協同組合とその共済が抱える今日的な課題と、これからを考えるうえで示唆に富んだものが選ばれている。
【概要】
◎A5版326頁ソフトカバー
◎頒布価格:1000円(税・送料別)
◎問合せ先;(一社)日本共済協会調査研究部 共済と保険企画室
電話03-5368-5755
Email:kyosai-to-hoken@jcia.or.jp
(日本共済協会の関連記事)
・「震災を忘れない」 ホームページに特集追加 日本共済協会 (16.03.11)
・「日本共済事業 ファクトブック2015」発行 (一社)日本共済協会 (15.12.22)
重要な記事
最新の記事
-
需要に応じた生産が原理原則 鈴木農相が就任会見2025年10月22日
-
新農相に鈴木憲和氏 農政課題に精通2025年10月22日
-
鳥インフルエンザ 北海道で今シーズン1例目を確認2025年10月22日
-
【2025国際協同組合年】協同組合間連携で食料安全保障を 連続シンポ第7回2025年10月22日
-
身を切る改革は根性焼きか【小松泰信・地方の眼力】2025年10月22日
-
将来を見通せる農政一層前に 高市内閣発足・鈴木農相就任で山野全中会長が談話2025年10月22日
-
丸の内からニッポンフードシフト「NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2025」開催 農水省2025年10月22日
-
来年の米生産 米価高を理由に3割が「増やしたい」米生産者の生産意向アンケート 農水省2025年10月22日
-
全農チキンフーズから初の農協シリーズ「農協サラダチキン」新発売2025年10月22日
-
世界選手権出場かけて戦うカーリング日本代表チームを「ニッポンの食」でサポート JA全農2025年10月22日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島の食材たっぷり「かごしまの宝箱プリン」を紹介 JAタウン2025年10月22日
-
京野菜セットなど約70商品が送料負担なし「JA全農京都ショップ」で販売中 JAタウン2025年10月22日
-
「北海道JAるもいフェア in 東京競馬場」とにかく明るい安村が登場 開催2025年10月22日
-
大量合成可能なジャガイモシロシストセンチュウ ふ化促進物質を発見2025年10月22日
-
世界各地から収集したイネ遺伝資源「NRC」整備とゲノム情報を公開 農研機構2025年10月22日
-
【消費者の目・花ちゃん】世界陸上 生の迫力2025年10月22日
-
柿谷曜一朗氏の引退試合「THE LEGEND DERBY YOICHIRO KAKITANI -LAST MAGIC-」にタイトルパートナーとして協賛 ヤンマー2025年10月22日
-
柿「太秋」出荷本格化 JA鹿本2025年10月22日
-
台風22・23号の被害に伴う八丈島へ支援物資を送付 コープみらい2025年10月22日
-
店舗、宅配ともに前年超え 9月度供給高速報 日本生協連2025年10月22日