デジタルグリッドが3億円の資金調達 JA三井リースなど引受2020年8月6日
デジタルグリッド(株)は、WiL FundⅡ, L.P.、JA三井リース(株)、鹿島建設(株)などを引受先とする第三者割当増資により、7月末までに総額3億円の資金を調達。
4月から7月までの調達ラウンドにおいて、5月末までの7.5億円と今回の3億円を合わせた総額10.5億円の調達を実施した。
デジタルグリッドは、日本初の民間による自由な電力取引市場、「デジタルグリッド・プラットフォーム(DGP)」を運営している。
日本政府は再生可能エネルギーの主力電源化を掲げ、また企業もSDGsやRE100プロジェクトへの取り組み推進など、再生エネルギー電源の活用ニーズは高まっている。一方で、再生エネルギー電源は需給調整が困難など、電力システムの中で活用するためには多くの課題がある。
同社は、こうした再エネ電源に加え、多種多様な電源と電力需要をピアツーピア(P2P)で結び付ける、「電気の取引所」となる。今回の資金調達により同社は、「デジタルグリッド・プラットフォーム(DGP)」のさらなる利用拡大・推進を図り、非FITを中心とした再生可能エネルギーの取引量拡大に取り組む。
◎デジタルグリッドの主な特徴
(1)電力取引の専門資格やシステム投資なしで取引できる ⇒電力取引プレーヤーを増やせる
(2)電源識別を行う(例えば、再エネだけを選んで購入できる) ⇒再エネ活用を円滑化する
(3)需給調整等の煩雑な業務をAIなどで自動化 ⇒発電家は電気の効率的な売却、需要家は電力コスト削減が見込める
<デジタルグリッド・プラットフォームの概要>
・電力の需要家と発電家が、プラットフォームを通じて出会う
・需要家は再生可能エネルギーなど、電力を選択的に売買することが可能となる
・発電家は直接自社電源を需要家に販売することが可能となる。また、再エネを識別して販売することも可能
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