ららぽーと新施設に「スマートコインロッカー」設置 JA三井リースと連携 SPACER2020年8月7日
スマートフォンで開閉できる“スマートコインロッカー”を展開する(株)SPACERは、9月14日開業の愛知県中部エリア最大級のショッピングセンター「三井ショッピングパーク ららぽーと愛知東郷」との連携を開始。7月に同社の株主となったJA三井リースの協力により、同施設への設置を実現した。

商業施設では、物理鍵のコインロッカーが98%以上を占める中、スマートコインロッカーとして大型商業施設導入されるのは初めて。特に隣接駅と商業施設の間にスマートコインロッカーを設置するニーズが高いことが分かっており、連携を機に駅や商業施設とのSPACER連携を加速させる。
同サービスは、商業施設内のコインロッカーの利用ニーズをコロナ禍の受け渡しにも対応させるもの。「コインロッカーも抗菌対応して欲しい」「家族間など荷物の受け渡しで待ち合わせしている時間に、どこかに預けておいて次の場所を見に行きたい」「現場に来たら預けたいときに限って空いていないので事前予約したい」という課題を解決するため誕生した。
将来的には「密にならないよう事前予約したものを非対面で受け渡しをしたい」などテナントの受け渡し連携ができるオープンロッカーをめざす。
JA三井リースは、中期経営計画「Real Change 2025」において、DX分野への取り組みを重点施策の一つに掲げ、次世代技術を有するスタートアップ企業への出資等によりアライアンスを強 化し事業を加速させる戦略を進める。今回はSPACERの提供するスマートコインロッカーの高い将来性と社会課題解決への貢献に着目し、出資を決めた。今後、JA三井リースは、SPACERへのファイナンスサポートにとどまらず、全国に拡がる顧客網を活用し、公共交通機関、商業施設、物流施設にスマートコインロッカーを配置するなど営業協力を行い、事業拡大に貢献していく。
重要な記事
最新の記事
-
令和7年秋の叙勲 西沢耕一元JA石川県中央会会長ら93人が受章(農協関係)2025年11月3日 -
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日


































