秋田県森林組合連合会とタイミーの提携を仲介 林業分野へのスポットワーク導入 農林中金2025年11月25日
農林中金秋田支店はこのほど、秋田県森林組合連合会とタイミーによる林業分野へのスポットワーク導入に関する業務提携契約の締結を仲介した。林業分野での協働は、タイミーにとって初めての取り組みになる。
秋田県内全域の森林組合における現場の労働力不足という課題を解決するため、短期的な人材マッチングに強みを持つタイミーを連合会に紹介し、業務提携に至った。
タイミーは、「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするスポットワークサービスを展開しており、今回の提携においては、地域住民や農閑期の農業従事者など多様な人材情報を活用し、森林組合の短期的な労働力確保のニーズとマッチングする。
農林水産業従事者の割合が高い秋田県では、就労人口減少が喫緊の課題で、林業分野でも伐採や搬出等の作業現場における人手不足が深刻化している。持続可能な林業の確立に向けた「伐って・使って・植えて・育てる」サイクルを維持するためには、意欲ある担い手の確保が不可欠となっている。
林業におけるスポットワーカーが担う業務としては、①苗木の周囲に生える雑草や雑木を刈り取る作業②伐採された丸太の太さや長さなどを測定する作業③枝木を集めたり伐採する木に紐を巻いたりする作業、などを想定している。
なお、タイミーは、職業安定法に基づく有料職業紹介事業者としてサービスを提供しており、林業の業務のうち、職業安定法上紹介が禁じられている建設業務の紹介は行っていない。また、スポットワークを契機に、林業に対する興味関心を喚起し、長期雇用の実現に繋がることも期待している。
農林中金は今後、林業分野へのスポットワーク導入の取り組みを全国に拡大することを検討し、各地域に根差した柔軟な働き方の仕組みづくりと林業界における労働力確保に向けた取り組みを検討する。また、今回の提携が「秋田県内の林業に新しい風をもたらす」ことに期待し、多面的なサポートを強化して、「持続可能な森林経営」の実現のために伴走する、としている。
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