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5県9JAの農産物・加工品を販売 第46回マルシェ開催 JA共済連2025年12月25日

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JA共済連は12月18日午前11時30分から、東京・千代田区のJA共済ビル2階エントランスホールで、全国各地のJAから取り寄せた旬の農産物を販売する、今年最後となる第46回「JA共済マルシェ」を開催した。

賑わう会場賑わう会場

今年度6回目の開催となった今回は、宮城、新潟、鳥取、大分、宮崎の5県9JAの農産物や加工品62品目、計1630点を販売した。開始前から多くの来場者が列を作り、延べ197人が来場。開始から約1時間後の午後0時31分には完売するなど盛況だった。

宮城県仙台市の特産品である曲がりネギやカボチャなどの冬の定番野菜、石巻市で農薬や化学肥料の使用を従来の半分以下に抑えて生産された「ササニシキ」などの米に加え、宮崎県の温暖な気候を生かしたゴーヤなどが並んだ。甘柿の中でも最高レベルの糖度を誇り、GI(地理的表示保護制度)の認証を受け、鳥取県八頭町のみで栽培されている「こおげ花御所柿」など、自慢の果物も豊富に取りそろえた。

スタッフとの会話も楽しみスタッフとの会話も楽しみ

また、新潟県の特産品であるサツマイモ「いもジェンヌ」やイチゴ「越後姫」を使用した焼きドーナツのほか、大分県産のミカンやジャム、甘酒、ドライフルーツなどの加工品も並んだ。

農福連携を応援する取り組みとして、農協共済中伊豆リハビリテーションセンターからはメモ帳やポチ袋などの手作り小物が、農協共済別府リハビリテーションセンターからは利用者が生産したミニトマトが出品された。

会場近くで勤務する女性は「開催日は早めに昼休みを取り、同僚と一緒に来ている。新鮮で価格も手頃なのが魅力で、最近は買い物後にJA共済ビルの『みどり食堂』でランチをするのが習慣」と話した。近隣住民の年配女性は「周辺にスーパーが少ないので、よく利用している。野菜は宅配サービスも使うが、マルシェの野菜は味が濃く、日持ちするのがありがたい」と語り、同じく近隣の主婦は「JA共済マルシェはママ友の間でも知られている。ジャムやドライフルーツ、柚子胡椒など、農産物を使った加工品をたくさん購入した」と話した。

2016年度から開催している「JA共済マルシェ」は、JA共済ビルのある千代田区平河町の近隣住民やオフィス利用者などを対象に、全国各地の旬の国産食材の魅力やおいしさを届けるイベントとして実施している。

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