「タニタ食堂の金芽米ごはん濃味」新発売2013年11月19日
東洋ライスは、亜糊粉層を多く残し、旨み、栄養価をさらに向上させた金芽米を原料としたパックご飯「タニタ食堂の金芽米ごはん濃味(こいあじ)」の販売を11月16日より開始した。
金芽米は、新しい技術で糠層を除去し、その下にある亜糊粉層を残した白米だ。亜糊粉層は、ご飯の食味や栄養価の大部分を左右する部位であり、それが残っているか否かでコメの価値が大きく変わる。
従来より金芽米に加工されるコメには、亜糊粉層の良好な原料玄米が使用される。特に新米の時期は、この亜糊粉層が最も活性化し、その量も多くなる。
同社では新米時期の、良好な亜糊粉層を極限まで残した金芽米を作れないかと、努力してきたが、このたび同社の熟練したオペレーターの精米技術と、新開発の「とう精度計」により、実現した。
これにより、甘味と旨味は従来の金芽米に比べ、それぞれ10%アップした。健康糖質であるマルトース、オリゴ糖、グルコースはそれぞれ140%アップ、食物繊維は20%アップと、大幅に食味・栄養価が向上した。
亜糊粉層には多くの酵素があり、コメの浸漬時や炊飯時に澱粉を分解して、マルトースなど多量の健康糖質を生成する。
また本年、亜糊粉層に自然免疫活性化能が普通の精白米の約6倍含まれていることが発見された。「金芽米」を食べ続けることで自然免疫力が高まり、生活習慣病、感染症、認知症などの予防効果が期待されている。
「タニタ食堂の金芽米ごはん 濃味」に使用出来る原料玄米は、極めて限られており、熟練オペレーターが手間をかけて精米するため、限られた量しか生産出来ない。そのため、パックご飯のみでの販売となる。
(関連記事)
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