米価水準「高くなる」、関係者見通し 米穀機構調査2015年6月8日
米取引関係者への調査では主食用米の需給動向は今後締まる見込みで米価水準も高くなっていくという判断が強まっていることが示された。
米穀機構が毎月実施している調査の5月分の動向。主食用米の需給動向について、現状に関する判断数値(DI)は前月より+5ポイントの38となった。また、向こう3か月判断数値は+6ポイントの46となった。数値が100に近づけば需給は「締まっている、将来は締まる」との見方が強まっていることを示す。
主食用米の米価水準について、現状に関する判断数値は前月より+2ポイントで22となった。また、向こう3か月に関しては+4ポイントで52となり、判断基準となる50ポイントを超え「将来、米価水準が高くなる」との傾向がはっきりしてきた。
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