米の小売価格5kg1824円 米の消費動向2015年5月12日
農林水産省は5月8日、米の関するマンスリーレポートを公表した。
消費段階の動向のうち、総務省公表の消費者物価指数の米類は92.7ポイント。前年同月比で▲8.3ポイントとなっている(指数は平成22年の平均価格を100)。
ちなみに「食料」は105.5と上昇しており、「パン」102.9、「めん類」102.7となっている。
3月の小売価格(POSデータ)の平均価格は精米5kg1824円となり、前月からほぼ横ばい(▲0.8%)だった。対前年同月比では▲7.2%となった。
おもな銘柄別の小売価格は「北海道ななつぼし」5kg1712円、「青森つがるロマン」同1518円、「宮城ひとめぼれ」同1601円、「秋田あきたこまち」同1632円、「山形はえぬき」同1570円、「栃木コシヒカリ」同1702円、「新潟コシヒカリ一般」同2046円、「富山コシヒカリ」同1882円。
小売店における精米の精米の販売数量は昨年6月から9月までは前年比3%から10%増で推移したが、10月から今年3月までは前年同月を下回って推移している。3月の前年同月比は▲19%となったが、昨年3月は消費税引き上げ前の駆け込み需要との比較でマイナス幅が大きくなった。
(関連記事)
・主食用米需給、「締まる」見方増 米関係者の判断 (2015.05.08)
・JA発・増産飼料用米 作付け 目標上回る地域も (2015.04.30)
・米の相対取引価格 1万2000円を下回る 農水省調べ (2015.04.30)
・27年産備蓄米、24万8000t超が落札 (2015.04.27)
・予約登録米の募集受付スタート パルシステム (2015.04.22)
重要な記事
最新の記事
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(1)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(2)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(3)2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日
-
深作農園「日本でいちばん大切にしたい会社」で「審査委員会特別賞」受賞2025年9月18日