19年「世界最高米TM」一般向けに通販優先で限定販売 東洋ライス2019年7月24日
東洋ライスは、2019年「世界最高米」の販売を7月下旬から始める。これまで一般顧客からの購入希望に十分応えられていなかったことから、今回は通信販売を優先し500セット限定で販売する。
2019年「世界最高米」の原料玄米は、2018年11月に岐阜県高山市で開かれた「第20回食味分析鑑定コンクール国際大会」で金賞を受賞した玄米20品の中から同社独自の基準により厳選した7品を認定している。一般価格の約8倍となる1kgあたり1900円で買い受け、半年間の熟成期間を経た後、活性度の高いコメを選別し金芽米に加工した。
日本のコメの評価を国際的に高めるとともに、コメ生産者に夢と希望を持ってもらうことを目的に始めた事業。同社は、コメに「美味」だけではなく、「コメの活性度(生命力)」と「それによる 人の健康への貢献」という新たな価値をアピールしている。
第4回となる今年1月の認定式で食味鑑定士協会の鈴木秀行会長は、「本事業は若手生産者の目標となってきている。農業を取り巻く環境は年々厳しくなっているが、この取り組みによって世界の中で日本のコメの、確固たる地位を築くために我々も協力して行きたい」と期待を寄せた。
また、11月に開催予定の「第21回米・食味分析鑑定コンクール国際大会」から「米の精」の栽培部門が新設される予定。「米の精」は、「BG無洗米」の加工時に生成される副産物で、とぎ汁の基となる「肌ヌカ」を回収し、有機質資材として商品化したもの。田畑に散布することで、土中の共生菌を増やす起爆剤となり、SDGsにも貢献する取り組みとして注目されている。
2019年の「世界最高米」は、140g(1合分)×6袋入りで1万800円(消費税・送料込み)。
一般の購入は、東洋ライス公式通信販売へ。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】野菜類、花き類、豆類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年9月12日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年9月12日
-
ドローン映像解析とロボットトラクタで実証実験 労働時間削減と効率化を確認 JA帯広かわにし2025年9月12日
-
スマート農業の実践と課題を共有 音更町で研修会に150名参加2025年9月12日
-
【地域を診る】個性を生かした地域づくり 長野県栄村・高橋彦芳元村長の実践から学ぶ 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年9月12日
-
(452)「決定疲れ」の中での選択【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月12日
-
秋の味覚「やまが和栗」出荷開始 JA鹿本2025年9月12日
-
「令和7年台風第15号」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年9月12日
-
成長軌道の豆乳市場「豆乳の日」前に説明会を実施 日本豆乳協会2025年9月12日
-
スマート農園を社会実装「品川ソーシャルイノベーションアクセラレーター」に採択 OYASAI2025年9月12日
-
ご当地チューハイ「寶CRAFT」<大阪泉北レモン>新発売 宝酒造2025年9月12日
-
「卵フェスin池袋2025」食べ放題チケット最終販売開始 日本たまごかけごはん研究所2025年9月12日
-
「日本酒イベントカレンダー 2025年9月版」発表 日本酒造組合中央会2025年9月12日
-
北海道檜山特産品マルシェ「ひやマルシェ」開催2025年9月12日
-
農福連携 食品産業向け展示商談会「ノウフク見本市2025in大阪」開催2025年9月12日
-
次世代モデルの人工光型植物工場「福井美浜工場」竣工 椿本チエイン2025年9月12日
-
福井市の砂丘地でオリーブ栽培 就農体験の参加者募集中2025年9月12日
-
国産原料で食品添加物不使用「自然派Style」からコチュジャンが新登場2025年9月12日
-
玄米60kgを3万円で買い取り 米生産農家支援事業 茨城県境町2025年9月12日
-
魚沼産コシヒカリを使った「日本酒の棚田オーナー制度」開始 津南醸造2025年9月12日