米卸がおにぎり店 「神明」 東京・日本橋小網町で2020年4月8日
大手の米卸「神明」が、おにぎりの店舗を東京で初めて、日本橋の小網町に出店した。米、水、炊き方にこだわったおにぎりで、4月1日の開店以来、昼食時には周辺のオフィスに勤めるサラリーマンやOLなどの行列ができている。
おいしいおにぎりを求めて。
おにぎりの店は「米処 穂(みのり)」。「神明」の日本橋ビル別館1階にあり、周辺は古い江戸の街のたたずまいが残るものの、最近、新しいビルが増え、オフィス街化している。テイクアウトのほか、朝と昼にはおにぎりに味噌汁とおかずをつけた定食や弁当もそろえ、イートインもできる。店内では大きなディスプレイで米づくりを紹介し、日本の米をアピールする。
店内には精米機が備えられており、玄米から精米した〝今ずり米〟を羽釜(はがま)で炊き、炊き立てご飯の握りたてを提供。水にもこだわり、殺菌せずに細菌、ウイルスを100%近く除去する浄水システム「シーガルフォー」を使用。羽釜での炊飯は、品種ごとに最もおいしく食べられる水や火加減を研究した。塩は兵庫県の淡路産、梅干しは和歌山県産の南高梅と具にもこだわった。ごま昆布、おかか、辛子高菜など20種類以上を予定している。さまざまな米を味わえるように、時々品種を変えて販売する。
神明米穀販売事業本部デリカ総菜事業部の前山政博さんは「消費拡大のため、米のおいしさを東京・日本橋という日本の中心から発信したい。軌道に乗れば、生産者を招き、おにぎりを食べながら消費者と交流する機会もつくりたい」と、抱負を語る。
重要な記事
最新の記事
-
【第46回農協人文化賞】地域包括医療を推進 厚生事業部門部門・長野県厚生連佐久総合病院名誉院長 夏川周介氏2025年7月15日
-
【特殊報】ナシにフタモンマダラメイガ 県内で初めて確認 島根県2025年7月15日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 島根県内全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
【注意報】野菜類、花き類、ダイズにオオタバコガ 滋賀県内全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 栃木県全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
米価 7週連続で低下 5kg3602円2025年7月15日
-
農業法人 米販売先 農協系統がメインは23% 日本農業法人協会2025年7月15日
-
2025年産米 前年比56万t増の見込み 意向調査概要2025年7月15日
-
テキサス洪水被害は対岸の火事か 公務員削減が安全・安心を脅かす 農林水産行政にも影響2025年7月15日
-
コメ増産政策に転換で加工用米制度も見直しが急務【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月15日
-
青森米パックご飯ご愛顧感謝キャンペーン 抽選で200人にQUOカード JA全農あおもり2025年7月15日
-
農機担当者向け「コンプライアンス研修会」を初開催 JA全農やまなし2025年7月15日
-
農機フェア2025を開催 2日間で5309人が来場 富山県JAグループ2025年7月15日
-
GREEN×EXPO2027 特別仕様ナンバープレート交付記念セレモニー開く 横浜市2025年7月15日
-
「幻の卵屋さん」アリオ北砂で5年ぶり出店 日本たまごかけごはん研究所2025年7月15日
-
子ども向け農業体験プログラム「KUBOTA AGRI FRONTの夏休み2025」開催 クボタ2025年7月15日
-
香春町と包括連携協定締結 東洋ライス2025年7月15日
-
官民連携 南相馬市みらい農業学校生へ農業経営相談機能等を提供 AgriweB2025年7月15日
-
鳥インフル 米ワシントン州などからの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年7月15日
-
鳥インフル ブラジルからの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年7月15日