北海道の鳥インフル H5N6亜型と確定2016年12月21日
北海道清水町で12月16日に発生が確認された高病原性インフルエンザの遺伝子解析の結果が12月20日に公表された。
農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門が遺伝子解析を実施し、高病原性鳥インフルエンザの患畜であることを確認した。
また、ウイルスはH5N6亜型と確定した。11月末からの青森県と新潟県の発生事例と同じ型。韓国でも同タイプのウイルスによる高病原性鳥インフルエンザが発生している。
【鳥インフルエンザ】
鳥インフルエンザはA型インフルエンザウイルスが引き起こす(インフルエンザウイルスにはほかにB型とC型がある)。 わが国の家畜伝染病予防法では、病原性の程度と変異の程度で高病原性鳥インフルエンザと低病原性鳥インフルエンザ(以上、法定伝染病)、鳥インフルエンザ(届出伝染病)の3つに分類されている。
A型インフルエンザウイルスは、ウイルス表面にあるタンパク質、HA(ヘマグルチニン、赤血球凝集)とNA(ノイラミニダーゼ)の種類によって亜型(サブタイプ)に分類される。ウイルスはこのHAの働きによって細胞に感染する。
HAは16種類、NAは9種類あり、その組み合わせでH5N6亜型などと表記する。
(関連記事)
・鳥インフルで英国からの輸入停止措置 農水省 (2016.12.20)
・北海道・宮崎県で鳥インフル発生-野鳥の侵入防止など徹底を (2016.12.20)
・【流行に注意】 青森・新潟の鳥インフル 韓国や国内野鳥と同一由来 (2016.12.9)
・青森 鳥インフルと特定(2016.12.06)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日
-
参議院選挙に行ってとんかつ割引「選挙割り」実施 平田牧場2025年7月4日
-
作物と微生物の多様な共生が拓く農業の未来 意見論文が米国植物科学誌に掲載 国際農研2025年7月4日
-
国産率100%肥料の商品を販売開始 グリーンコープ共同体2025年7月4日