牛乳でスマイルプロジェクト参加「ハイチュウ」「チョコボール」など新発売 森永製菓2024年7月9日
森永製菓は7月16日、生乳消費拡大につながる原料を使った新商品「森永のおいしいバターガレットサンド」「森永のおいしいれん乳サンドクッキー」「まきばのチョコボール<北海道ミルク>」「牛さんのイチオシハイチュウアソート」の4品を発売する。
左から、「森永のおいしいバターガレットサンド」「森永のおいしいれん乳サンドクッキー」
「まきばのチョコボール<北海道ミルク>」「牛さんのイチオシハイチュウアソート」
同社は、農林水産省が立ち上げた生乳余りの解決と国民の健康的な食生活サポートを目的とした「牛乳でスマイルプロジェクト」に参加。新商品に使用する生乳由来の原料は、生乳換算で100トン以上相当を見込んでいる。
「牛さんのイチオシハイチュウアソート」は、酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校生徒が考案した。森永製菓と森永乳業は、牛乳・乳製品の消費拡大に向けた産学連携の合同取り組みとして、同校で「牛乳・乳製品の消費拡大に結び付くお菓子の開発」をテーマに、2023年10月から12月にかけて両社員による授業を実施。「いつのまにか牛乳を飲まなくなったファミリー層」をターゲットに、授業を重ねて完成したコンセプトについて、12月15日に生徒から森永製菓へプレゼンテーションが行われ、そのコンセプトから誕生した。
牛乳でスマイルプロジェクト
牛は毎日お乳を搾らないと病気になってしまうため、搾る量を増減できない。生乳の供給量が需要を上回るときは、メーカーはバターやチーズなど比較的賞味期間の長い商品を製造する事でコントロールしていたが、メーカーの受け入れ可能量を上回ってしまう場合は生乳が廃棄される恐れがある。「牛乳でスマイルプロジェクト」は、酪農・乳業関係者だけでなく、様々な企業・団体・自治体など官民からも参加し、牛乳乳製品の消費拡大に取り組んでいる。
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