25年産米概算金、南国そだち2万2700円に 「相場見極め有利販売に注力」 JA高知県2025年7月17日
温暖な気候を利用した早場米産地として知られるJA高知県は、2025年産の「南国そだち」で60kg 2万2700円の概算金を提示した。24年産の当初より7200円高い。
「よさ恋美人」と「コシヒカリ」は60kg 2万2000円で、こちらも24年産当初より7200円高い。
JA高知県では「県内外の相場、集荷対策、農家の再生産費用、主産地の最低保証額などをトータルで考慮した。政府備蓄米の放出や25年産米の作付面積などで需給は緩む方向にあるが、県内はまだ備蓄米の出回りも少なく、スーパー店頭価格は4000円台だ。商系業者が3万円くらいを提示して来たという話も聞いたが、今後は見通しづらい」(米穀課)とした。
買取販売か委託販売かという点では、「どちらも販売方法の一つで、どちらかが正しく、他が間違っているわけではない。ケースバイケースで産地や農家が選択する。当JAでは、昨年産についてはかなり追加払いできることになり、委託販売の良さが出た。25年産についても有利販売に努め、少しでも多く農家に還元したい」(同)と話している。
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