鳴門市×おてつたび×JA里浦「半農半X」推進シェアハウス事業「なると金時編」開始2025年7月17日
徳島県鳴門市は、おてつたび、JA里浦と協力し「半農半X」推進シェアハウス事業を実施。これを利用して、芋好きが集まりさまざまな活動を行うインカレ学生団体「IMOPROJECT」がさつまいもの聖地で農業を体験する。
同プロジェクトではIMOPROJECTのメンバーが、「なると金時」の収穫期に全国から「おてつびと」として集まり、2週間の「半農半X」生活を体験。全国的なブランド産品としても人気の高い「なると金時」に引かれて初参加、丁度良い田舎暮らしが満喫できる鳴門を気に入り移住を検討しているリピーターなど、6人が和気あいあいと過ごせるシェアハウスで生活しながら、農家と交流を深める。
鳴門市では、「半農半X」を移住コンセプトに「おてつたび」のプラットフォームで全国から参加者を募集し、2週間の農業アルバイトを体験してもらう「半農半X」推進シェアハウス事業を実施している。これまでに「鳴門らっきょ」「なると金時」「いちご」の収穫期に行われ、全国から89人が参加。参加倍率は平均で4倍を超えるなど、大きな反響を呼んでいる。
おてつたびは、地方で働きながら旅する若者と農業・観光業など人手不足に困っている事業者のマッチングサービスを提供している新進のスタートアップ企業。同社のプラットフォームは、地域・地方に関わりたい人が多く登録し、参加者が急増するなど、地方創生の取り組みとして注目を集めている。
鳴門市は2024年7月、自治体としては全国初となる連携協定をおてつたびと締結。移住交流の促進、関係人口の創出・拡大、人手不足解消などに連携して取り組んでいる。今後は農業だけでなく、観光業など多様な業種で受け入れを拡大する。
「なると金時編」では、今後も6人ずつ(計12人)の受け入れを予定。
◎受入期間
第2弾:8月19日~9月2日
第3弾:9月10日~9月24日
重要な記事
最新の記事
-
「令和の米騒動」と水田政策の未来 事後調整の必要とJAの機能 西川邦夫茨城大教授に聞く(2)2025年7月17日
-
【注意報】早期・普通期水稲に穂吸汁性カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 長崎県2025年7月17日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年7月17日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月17日
-
全国の優績LA322人、27県の62チームを表彰 原点に立ち返り確かな一歩を JA共済連2025年7月17日
-
25年産米概算金、南国そだち2万2700円に 「相場見極め有利販売に注力」 JA高知県2025年7月17日
-
【地域を診る】能登半島地震から1年半 地域の農林漁業と医療・福祉を軸にした地域再生の必要性 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年7月17日
-
造花が増加【花づくりの現場から 宇田明】第64回2025年7月17日
-
ナガイモの産地間競争と国際化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第349回2025年7月17日
-
【'25新組合長に聞く】JAにしうわ(愛媛) 井田敏勝氏(6/26就任) 高品質のみかん、全国に届ける2025年7月17日
-
「福島県産ももセリ台PR」を実施 県オリジナル品種「はつひめ」1箱10万円で取り引き JA全農福島2025年7月17日
-
最新・スマート農機の実演や展示も 福岡で「あぐりフェスタ2025」 JA全農ふくれん2025年7月17日
-
JA鹿本でジャンボスイカ品評会開催 最優秀は119キロの超特大果実2025年7月17日
-
鳴門市×おてつたび×JA里浦「半農半X」推進シェアハウス事業「なると金時編」開始2025年7月17日
-
農業ロボット開発のレグミンへ出資 AgVenture Lab2025年7月17日
-
北海道森林組合連合会のWEBメディア「森のしごと帖」スタート2025年7月17日
-
農薬散布BPOで熟練労働者の負担軽減 レグミンへ投資 ミライドア2025年7月17日
-
豆乳生産量 2025年度1~6月期107.4% 物価高でも市場拡大 日本豆乳協会2025年7月17日
-
農薬出荷数量は1.5%増、農薬出荷金額は4.0%増 2025年農薬年度5月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年7月17日
-
未来のスマート農業へ ミライト・ワン・システムズ、日本マイクロソフトと協力 東京農大2025年7月17日