【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月17日
福島県病害虫防除所は、斑点米カメムシ類が県内全域で多発のおそれがあるとして、7月16日に令和7年度病害虫発生予察注意報第2号を発表した。
写真1:カスミカメムシ類(アカスジカスミカメ)(提供:福島県病害虫防除所)
福島県病害虫防除所によると、水田畦畔雑草すくい取り調査の結果、7月上旬における斑点米カメムシ類成虫の発生地点割合は平年より高く、うち会津および浜通り地域は、発生が多いほ場の割合も高くなった。
写真2:クモヘリカメムシ(提供:福島県病害虫防除所)
1地点当たりの平均すくい取り数(頭)は、カスミカメムシ類(アカスジカスミカメ(写真1)、アカヒゲホソミドリカスミカメ)が平年より多くなった。また、本田内ではクモヘリカメムシ(写真2)の発生が数地点で確認されている。
仙台管区気象台が7月10日に発表した1か月予報によると、気温は平年より高いと予想されている。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
(1)出穂期前
〇イネ科雑草はカメムシの重要な発生源となるため、畦畔や周辺の除草を徹底し、カメムシの密度を抑制する。除草作業は水稲の出穂10日前までに終わらせ、カメムシを出穂直前の水田内に追い込まないようにする(図)。
〇水田内のイネ科雑草やイヌホタルイ等のカヤツリグサ科雑草の穂は、アカスジカスミカメの産卵場所となるため水田内の雑草管理も徹底する。

図:斑点米カメムシ類の草刈り及び防除時期のイメージ
(2) 出穂期以降
〇主な加害種は、カスミカメムシ類と7月中旬以降に発生するクモヘリカメムシで、薬剤散布は2回を基本とする。カスミカメムシ類とクモヘリカメムシは、薬剤による防除時期が異なる(図)。防除は、7月11日発表の水稲病害虫防除対策(斑点米カメムシ類)を参考に実施する。
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