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有機栽培39年 生産者が伝えた自然との共生「第24回女性農業者交流会」開催 パルシステム2025年12月12日

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パルシステム生活協同組合連合会とパルシステム生産者・消費者協議会は11月6日と7日、「第24回女性農業者交流会」を開催。「くらしの中での有機・オーガニック」をテーマに講演と試食交流会が行われ、有機栽培39年の生産者が自然との共生によるクレソンの栽培などについて伝えた。

全大会では生産者と消費者が笑顔で交流全大会では生産者と消費者が笑顔で交流

6日に新横浜グレイスホテル(横浜市港北区)で開かれた全体会には、全国から女性生産者や農業関係者など約45人が参加し、「くらしの中での有機・オーガニック」をテーマに講演と試食交流会を開催。2日目は会員生協9会場で、生産者と消費者の総勢318人が参加し交流会が行われた。

全体会の講演は、山梨県道志村で39年にわたりクレソン栽培を続ける「フォレストファーム」創立者の中垣和子さんが登壇。中垣さんは、農村での生活に憧れ東京から移住し、未経験で農業を始めした。当時の苦労を回顧し「水に流せない話がいっぱいあります」と会場の笑いを誘いつつ、有機栽培への転換期について語った。

全体会で講演する中垣さん全体会で講演する中垣さん

「教わった通り農薬散布しても効かず、ならばやめようと一切の使用をやめた当初は、虫だらけになりました。しかし、次第にクモが巣を張って虫を捕まえ、トンボやカエルが戻り、生態系が整うにつれてクレソンがよく育つようになりました」と自然と戦わず共生することで道が開けた実体験を伝えた。

フランス大使館のシェフに「日本にこんなに美味しいクレソンがあるのか」と驚かれたエピソードや、どんなに辛い時でも「寝る時はニコッとする」という自身の健康法も紹介。中垣さんの逞しさと温かい人柄に、会場からは感嘆の声と拍手が送られた。

交流会では、中垣さんが育てた有機クレソンと、パルシステムが産直提携を結ぶタイの産地のバナナを使用した「クレソンのバナナマヨあえ」が振る舞われた。中垣さんが、野菜嫌いだった我が子のために考案したレシピで、参加者は、生産者が栽培に向き合う姿勢や工夫を聞きながら試食を楽しみ「苦味がマイルドで美味しい」「家でも真似したい」など感想を伝えた。

地域別交流で深めた「顔の見える関係」

翌日は、各地域の会員生協が分科会が開かれ、それぞれの地域色豊かな企画で、生産者と消費者の「顔の見える関係」を深めた。

全体会の閉会でパルシステム生産者・消費者協議会の小川保代表幹事は 「これだけ多くの女性農業者が集まる光景はなかなか見られません。生産者の皆さんから普段は聞けない話がたくさん聞けた。女性は産地のパワーそのものであり、パルシステムと日本の農業にとり、かけがえのない宝です」 と総括した。

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