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【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年7月17日

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愛知県農業総合試験場は、水稲に斑点米カメムシ類(イネカメムシ、カスミカメ類、ミナミアオカメムシ等)が県内全域で多発のおそれがあるとして、7月16日に令和7年度病害虫発生予察注意報第4号を発表した。

表1:斑点米カメムシ類の7月上旬本田すくい取り調査結果(1ほ場あたりの平均捕獲虫数)

愛知県農業総合試験場によると、7月上旬の巡回調査における本田のすくい取り調査(46地点91ほ場)において、
斑点米カメムシ類の平均捕獲虫数が2.26頭(平年1.02頭、前年2.57頭)と、過去10年間で2番目に多かった(表1)。多くの種で、捕獲数はやや多い~多い状況だった。

表2:斑点米カメムシ類の7月上旬畦畔すくい取り調査結果(1ほ場あたりの平均捕獲虫数)

また、7月上旬の巡回調査における畦畔雑草のすくい取り調査(44地点88ほ場)において、斑点米カメムシ類の平均捕獲虫数が25.50頭(平年15.56頭、前年22.96頭)と、過去10年間で2番目に多かった(表2)。多くの種で、捕獲数が多い状況。

イネカメムシについて、一部の出穂後のほ場で多数の発生を確認している。また、一部の出穂前の水田においても発生を確認している。

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
(1)イネカメムシ対策として出穂期(※)に薬剤防除する。また、イネカメムシ及び他の斑点米カメムシ類の対策として出穂期防除の7日から14日後頃(イネカメムシの発生が多い場合は7日から10日後)に追加で薬剤防除する。
※出穂期:ほ場全体の4~5割の茎から穂の先端が出た日

(2)イネカメムシに対する薬剤は表3のとおり、水溶剤、液剤、フロアブル剤等が効果的。なお、特定の農薬の連用を続けると、イネカメムシに対する農薬の感受性が低下する恐れがある。1回目防除(出穂期)と2回目防除(追加防除)の薬剤のIRACコードが異なるように薬剤を選定する。

(3)一部の地域ではエチプロール水和剤(商品名:キラップフロアブル)でイネカメムシに対する感受性が低下している事例が生じていることから、防除薬剤の選定については地域の指導機関等に相談する。

(4)出穂2~3週間前までに、斑点米カメムシ類の発生源となる水田畦畔のイネ科雑草の除草を実施する。ただし、出穂直前の除草は本田にカメムシを追い込むおそれがあるため注意する。

(5)水田内で穂をつけたヒエ類及びイヌホタルイは、斑点米カメムシ類の発生を助長するので除去する。

表3:稲の斑点米カメムシ類(イネカメムシ)に対する主な防除薬剤

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