JAの活動:JA新組合長に聞く
【'25新組合長に聞く】JAにしうわ(愛媛) 井田敏勝氏(6/26就任) 高品質のみかん、全国に届ける2025年7月17日
役員の改選期を迎え、全国のJAで新しい組合長が誕生している。折しも25年ぶりに改正された食料・農業・農村基本法にもとづく初の「基本計画」が閣議決定され、今後5年間、農業の構造改革が集中的に取り組まれる。一方JAグループでは、昨年の第30回JA全国大会決議にもとづき、「協同活動と総合事業の好循環」実現、5つの戦略の具体化を進めるが、国際紛争、トランプ関税など日本経済の行方には不透明感も漂う。こうした重要な転換期、農業・JAについてどのようなビジョンをもってJA運営に臨むか。6月26日に就任したJAにしうわ(愛媛県)の新経営管理委員会会長、井田敏勝氏に聞いた。
新経営管理委員会会長、井田敏勝氏
当JAは佐田岬半島を含む愛媛県の西部にあり、特産は何といってもみかんと、デコポンなどの中晩柑です。昨年はカメムシや高温に加え鳥獣害もあって生産が落ち込みました。農家所得を増やすためにも、今年はそれらの対策を強め、安定生産を回復していきます。
JA運営では、先日承認された中期経営計画をしっかり実施していくのが課題です。眼目は、営農と生産・販売を両輪で進めていくことにあります。
農政では今、米問題に注目が集まっていますが、柑橘もご支援いただければと思います。共同利用施設の更新は柑橘でも重要です。当JAでは新選果場を建設中で、26年3月末に完成予定です。完成後は、その稼働状況を見ながら選果機の更新も考えます。
高品質のおいしいみかんを生産し、全国にお届けするのが私たちの使命です。
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