マックスの誘引結束機「テープナー」用『生分解テープ』がグッドデザイン賞を受賞2025年10月16日
マックスが開発した誘引結束機「テープナー」用『生分解テープ』が、「2025年度グッドデザイン賞」を受賞した。

誘引結束機「テープナー」用『生分解テープ』
支柱や番線に茎やつるを固定するためのテープをホッチキスどめする誘引結束機テープナーは、1969年に同社が世界で初めて製品化したもの。従来の藁や紐による手縛りの誘引作業に代わり、大幅な省力化と快適な操作性を実現、現在では国内外で広く使われている。
これまで、使用後のテープは自然に分解されないため、枝や茎など残渣とともに焼却処分されなどしていたが、拾い集める手間も生産者の負担となっている。
『生分解テープ』は、環境やSDGs達成に配慮した、生分解性樹脂を使用しており、土に埋めると微生物の働きで分解され、最終的に水と二酸化炭素になるため、地面から拾い集める手間が省ける。また、十分な結束保持力も備えているため、大玉トマトなど重量がある作物にも使用でいる。
◎グッドデザイン賞の審査委員による評価コメント
作物の収穫後には土壌に落ち、微生物によって分解される機能を持ちながら、栽培期間中は十分な結束強度を維持する。収穫後に拾い集める手間を省き、そのまま分解される点が大きな特長であり、理にかなった賢い商品。きゅうりやトマト、ブドウなど必要な保持期間には耐久性を確保し、土に埋めると2〜3か月で分解される。この絶妙なバランスは、素材研究と多くの使用実験によって実現されたもので、開発姿勢の誠実さが感じられる。また、従来のテープナーをそのまま使用でき、リフィールとして多様なテープを提供するなど、ユーザーの使い勝手に配慮している点も高く評価できる。作物の種類に合わせ"リフィールの進化"をしながらユーザーの期待に応える、優れた商品である。
重要な記事
最新の記事
-
米の集荷数量 前年比26万t増 契約数量も増える 10月末2025年12月1日 -
米の1等比率 76.8% 生産者の対策で平年並みに 10月31日現在2025年12月1日 -
「TACの提案が重要」持続可能な農業のけん引役に JA全農耕種総合対策部・岩田和彦次長に聞く2025年12月1日 -
「農業」「くらし」「地域」「漁業との連携」で優良事例を共有 JAバンク経営者フォーラム 農林中金2025年12月1日 -
12月の野菜生育状況と価格見通し トマト、たまねぎなど平年を上回る見込み 農水省2025年12月1日 -
スーパーの米価 2週ぶりの上昇 5kg4312円2025年12月1日 -
神奈川県産米から誕生「湘南はるみライスウイスキー」販売開始 JAタウン2025年12月1日 -
幻のりんご「広島県産高野りんごフェア」14日まで開催中 JA全農2025年12月1日 -
愛媛オリジナル柑橘「愛媛県産紅まどんなフェア」20日まで開催 JA全農2025年12月1日 -
みやぎ応援ポケモン「ラプラス」コラボ 仙台名産「笹かまぼこ」登場 JAタウン2025年12月1日 -
JAタウンで「福袋」販売開始 年末年始にお得な福袋を多数品揃え2025年12月1日 -
新生活応援「お米5kgプレゼントキャンペーン」実施 ジェイエーアメニティーハウス2025年12月1日 -
VIPユニフォームを岩崎学園の学生がデザイン 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月1日 -
飲食料品値上げ 2025年は2万609品目で2年ぶり2万品目超 帝国データバンク2025年12月1日 -
「NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2025」に出店 新米の量り売りとオリジナル米袋制作体験を実施 アサヒパック2025年12月1日 -
第23回JA祭開催 JAかみましき2025年12月1日 -
北海道オープンイノベーションプログラム第3期に採択 輝翠2025年12月1日 -
スペインからの豚肉等 輸入を一時停止 農水省2025年12月1日 -
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2025年12月1日 -
助成総額384万円 2025年度「くらし活動助成基金」贈呈式開催 パルシステム茨城 栃木2025年12月1日


































