新潟市内の小学校と保育園でスイカの食育出前授業 JA新潟かがやきなど2025年7月18日
JA新潟かがやき、新潟中央青果、JA全農にいがたなどはこの間、新潟市内の小学校と保育園でスイカを題材にした食育出前授業を開いた。
クイズを交えて紹介
新潟県の夏を代表する農産物「すいか」への理解を深めるとともに、将来の消費を担う子どもたちに正しい知識と親しみを持ってもらうことを目的としている。すいかの特徴や栽培・流通についてクイズやスライドを交えて楽しく学び、地元産のすいかを実際に味わう体験型の授業だ。新潟県青果物消費拡大推進協議会、にいがた園芸農産物宣伝会も主体。
7月8日には、新潟市立西内野小学校(新潟市西区)で出前授業を実施し、3年生87人が参加した。JA全農にいがたの担当者が新潟県内のすいかの産地や特色について説明した後、にいがた西アグリセンターの朝妻営農指導員が、栽培の工夫や選果場での選別、出荷から店頭までの流れを動画やスライドを使って紹介した。
スイカの食育出前授業の様子
その後の試食では、大玉スイカ「祭ばやし」とブランド小玉スイカ「Niigataルビームーン」を食べ比べ、子どもたちは「みずみずしくて甘い」「毎日食べたい」と感想を口にした。すいかを切った瞬間には歓声が上がり、会場は大いに盛り上がった。
校庭の前にはすいか栽培のトンネルが広がっており、生産農家の家庭に育つ児童も複数いた。事前にすいかの栄養について学んだうえで授業に臨んでおり、「一番人気のすいかは?」「甘くならなかったすいかはどうするのか?」など、子どもたちからは多くの質問が寄せられた。
同様の出前授業は、西区の大野小学校、山田保育園、西蒲区の越前小学校でも実施している。また、新潟市西区内の保育園・幼稚園58施設には「Niigataルビームーン」を提供し、給食やおやつの時間に味わってもらう予定である。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(171)食料・農業・農村基本計画(13)輸出国から我が国への輸送の状況2025年12月6日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(88)ジチオカーバメート(求電子剤)【防除学習帖】第327回2025年12月6日 -
農薬の正しい使い方(61)変温動物の防除法と上手な農薬の使い方【今さら聞けない営農情報】第327回2025年12月6日 -
スーパーの米価 前週から23円上昇し5kg4335円 過去最高値を更新2025年12月5日 -
支え合い「協同の道」拓く JA愛知東組合長 海野文貴氏(2) 【未来視座 JAトップインタビュー】2025年12月5日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】『タコ市理論』は経済政策使命の決定的違反行為だ 積極財政で弱者犠牲に2025年12月5日 -
食を日本の稼ぎの柱に 農水省が戦略本部を設置2025年12月5日 -
JAの販売品販売高7.7%増加 2024年度総合JA決算概況2025年12月5日 -
ポテトチップからも残留農薬 輸入米に続き検出 国会で追及2025年12月5日 -
生産者補給金 再生産と将来投資が可能な単価水準を JAグループ畜酪要請2025年12月5日 -
第3回「食料・農林水産分野におけるGX加速化研究会」開催 農水省2025年12月5日 -
新感覚&新食感スイーツ「長崎カステリーヌ」農水省「FOODSHIFTセレクション」でW入賞2025年12月5日 -
(464)「ローカル」・「ローカリティ」・「テロワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月5日 -
【スマート農業の風】(20)スマート農業を活用したJAのデジタル管理2025年12月5日 -
「もっともっとノウフク2025」応援フェア 農福連携食材を日替わりで提供 JA共済連2025年12月5日 -
若手職員が"将来のあるべき姿"を検討、経営層と意見交換 JA共済連2025年12月5日 -
IT資産の処分業務支援サービス「CIRCULIT」開始 JA三井リースアセット2025年12月5日 -
「KSAS Marketplace」に人材インフラ企業「YUIME」の特定技能人材派遣サービスのコンテンツを掲載 クボタ2025年12月5日 -
剪定界の第一人者マルコ・シモニット氏が来日「第5回JVAシンポジウム特別講演」開催2025年12月5日 -
野菜との出会いや季節の移ろいを楽しむ「食生活に寄り添うアプリ」リリース 坂ノ途中2025年12月5日


































