国産トウモロコシで育った仙台牛、12月発売 専門家も肉質を評価 JA古川2024年11月27日
配合飼料中のトウモロコシを輸入から全量地元産に切り替えた飼料で育った肉牛が、12月1日から、「仙台牛」として販売される。宮城県のJA古川で3年間取り組まれた子実トウモロコシの大規模実証栽培の成果が、うまい牛肉に結実した。

子実とうもろこしを食べて育った仙台牛
販売するのはスーパーマーケット、ヨークベニマルで、仙台市内と大崎市内の店舗だ。
販売開始に先立って、11月25日、JA古川は大崎市内で「JA古川産子実とうもろこし給与『仙台牛』試食・お披露目会」を開いた。

新しい「仙台牛」販売に意気込むJA古川の佐々木浩治組合長
子実トウモロコシ給与の仙台牛を試食したJA古川の佐々木浩治組合長は「うまい!」と声を上げ、「脂の状態が全然違う。たいへんおいしいです。役目柄、仙台牛はしょっちゅういただいてますが、今日の仙台牛は格別です」。全農の由井琢也常務理事も「口の中でとろける。脂肪のうまみが最高です」と述べた。

JA古川産子実とうもろこしの香りと食い込みの良さを話す肉牛農家の千葉孝幸さん
24年5月からJA古川管内で生産された子実トウモロコシを配合した飼料を使って牛を育てるJA古川肉牛部会の千葉孝幸部会長は「国産の子実とうもろこしは香りが良く、そのためかどうかは牛に聞かないとわからないですけど、牛の食い込みも良かった」と話した。
丸市仙台ミートセンターの後藤和也営業二課長は「一番の特徴は、硬そうな脂に見えてもナイフが通りやすく、きめ細かいことです。切ってほどなく、半透明になります。脂がくどくなく、香りもいいですね」と肉質を評価する。
佐々木組合長は「地域競争が激化する中、当農協管内の肉牛が日本国中で認められるきっかけにしたい」と意気込んでいる。

仙台牛の産地証明書
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