腸内細菌由来ポリアミンの作用研究 免疫視点から評価「食品免疫産業賞」受賞 協同乳業2025年10月14日
協同乳業の研究チームが発表した研究「腸内での生理活性物質ポリアミン産生を介した免疫調節作用の基盤解明とその実用化」が、日本食品免疫学会の「2025年度(令和7年度)食品免疫産業賞」を受賞した。
「食品免疫産業賞」は、食品免疫学の応用研究において優れた成果を挙げ、人々の健康増進に役立つ食品を開発・普及させるなど、産業上の応用への貢献が期待される企業の研究者、研究チームに授与される賞。
協同乳業の研究チームは、ビフィズス菌LKM512 (Bifidobacterium animalis subsp. lactis LKM512菌株) およびこのビフィズス菌とアルギニンの併用摂取による腸管内でのポリアミン産生を介する抗アレルギー効果や寿命延伸効果を明らかにし、この知見を機能性ヨーグルトへ応用展開した。これらの成果は食品の免疫調節作用の基盤を解明し、実用化へと結びつけた功績として食品免疫産業賞にふさわしいと評価された。
受賞を受けて協同乳業研究所の松本光晴所長は「約20年前の研究開始当時は、世界的に前例のなかった腸内細菌由来ポリアミンの宿主生体に与える作用の研究が、"免疫"の視点から評価されたことを嬉しく思います。現在注力している動脈硬化予防に有効なヨーグルトにおいても、そのメカニズムの一つである炎症抑制は、今回表彰いただいた免疫調整作用と深く関わっている。今後も腸内細菌由来ポリアミンの研究を通じて、人々の健康と豊かな生活に貢献してまいります」とコメントしている。
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